リモートワーク・スタイル
ほぼ全社員が在宅ワークのポップインサイトが培ったリモートでの働き方のコツやノウハウ、事例を紹介!
リモートワーク社員事例

愛犬との時間を大切にしながら働く!完全リモートで得られた柔軟性

プロフィール:田中 比那子

アパレル販売やコールセンター勤務、出版社の営業事務を経て、2016年7月に株式会社ポップインサイトに入社。3ヶ月のアルバイトの後、正社員に。クライアントの利便性や満足度を高めるカスタマーサクセスとして、北海道札幌市にて完全リモートで活躍中。WEBクリエイター上級資格保持。

愛犬との時間を大切にしながら働く!完全リモートで得られた柔軟性

Q. 入社のきっかけは何ですか?

どちらかというと、仕事の内容よりも働く環境を重視するタイプです。これまでは出勤する形で仕事をしてきましたが、飼っている愛犬が高齢になってきたことをきっかけに一緒に過ごしたい気持ちが大きくなり、自宅にいながらできる仕事を探していました。個人事業主ではなく、最終的には正社員になることを目指していた中、たまたまポップインサイトの社員募集の求人と出会い、ダメ元で応募しました。この職種に携わった経験が特になかったので…。そして双方のお試しのために、アルバイトからスタートすることになりました。

Q. 入社前後でギャップはありましたか?

入社前は仕事内容も職場の雰囲気もよくわかっておらず、漠然としたイメージしかありませんでした。入社とほぼ同時に社長や他の社員に会って話をすることで、ある程度安心感が得られたことを覚えています。

そのため、入社してから大きなギャップは感じていません。実際に仕事を始めてみると、だんだん馴染みやすい環境になってきて、今は気持ちよく働けています。

オフィスには1回も行ったことがないほど(笑)、出社することはありません。展示会で年に数回は関東圏に足を運びますが、基本的に完全リモートで自宅で働ける環境に満足しています。

Q. リモートワーク全体の課題である「仕事とプライベートの切り分け」は、どうしていますか?

入社したての頃は、稼働時間外であっても「言われたら、すぐやらなきゃ!」というプレッシャーを感じたこともあります。でも、社内でコミュニケーションの仕方を改善するプロジェクトができて、夜間の対応などのルールが明確化されてきました。ほとんどの人がリモートで働いている分、働き方には個人差があります。それを尊重する仕組みが確立されたので、ストレスを感じず、柔軟な気持ちで働けるようになりました

私は一軒家に住んでいて、1階をプライベートスペース、2階を仕事部屋にしています。クライアントの問い合わせなどに対応できるよう、基本的に9:00~18:00と時間を定めてパソコンの前に座ります。それ以外のプライベートな時間では、スマホでメールや社内連絡チャットのチェックはしますが、「明日、対応します」など必要に応じて自分の状況を知らせる程度にしていることが多いです。もちろん、急ぎの問い合わせがあった時などは、稼働時間外でも自宅にいれば対応します。内容に応じて「いつやるべき仕事か」を自分で判断するようにして、メリハリをつけています。

Q. リモートワークを実際にやってみて、どう感じていますか?

上司からの指示や社内での連絡は、基本的にチャットが主です。文字として残るので、見返すこともできますし、複雑な内容の場合は口頭よりも理解がしやすいです。

その反面、文字だけで表現することに慣れるまでは大変でした。時には、文字だけだときつい印象に感じて落ち込むことも。でも、「知らず知らずに自分もそうだったかも…」と気づける良いきっかけになりました。

もちろん、電話や通話ツールを使ったり、直接会って話したりする機会もあります。時には、オンラインで「ランチ会」をすることも!直接話せる場があって、ざっくばらんな雑談をすることにより、他の社員の人柄をより理解できますし、心の距離を縮められるきっかけにもなります。共有されている「自己トリセツSheet」には、社員それぞれの趣味や苦手なこと、1日の過ごし方、生い立ちなどが記載されているので、これも役立っています。

そのため、リモートだからといって孤独なわけではありません!適度にコミュニケーションをとりながら仕事できるから、良い環境だと思っています。

Q. リモートワークの強み、メリットは何ですか?

今住んでいるところは、雪が降るとバスが来ないなど移動が大変。時間を通勤のためではなく、家事などにあてることができるのは大きなメリットです。

また、他の社員と適度な距離感で仕事できるのも良い点。「オフィスだとワイワイ楽しそう」というイメージから寂しく感じる人もいるかもしれませんが、私の場合、ちょっとしたグチなども個人チャットで投げて、解消させてもらうこともあります(笑)!まさに、隣の席の人感覚です(笑)!

そして、私にとっては大切な家族である愛犬と一緒にいられる環境が、何よりもありがたいです。最近になって愛犬に病気が見つかり、ガクッと元気がなくなってからは、特に実感しています。

Q. 逆に、リモートワークの難しさ、デメリットは何ですか?

通勤がないので、より運動不足になりがちです。座りっぱなしの状態が続くと、血液の循環が悪くなって身体にも良くないですね。集中すると、心も身体も固まってしまいます。

そのため、電話や動画チェックの際は立ったりストレッチしながらだったり、こまめに動くよう工夫しています。もともと趣味でダンスを習っていましたが、ジムにも通い始めました。自分で意識してバランスをとるようにしています

また、環境が整っているオフィスに比べて、自宅の仕事部屋は自分で整える必要があります。わが家の場合、ストーブはあるけれどエアコンがないので、夏は暑くて…。そんな時は外に出て仕事をするなど、自分で環境を変えていかなくてはと思います。

目指すのは、win-winの関係。満足度を高めるために日々奮闘

Q. カスタマーサクセスとして、どのような仕事をされていますか?

ユーザテストExpressというサービスの調査配信や品質チェック、モニタさんの育成、クライアントの感想を受けたサービスやシステムの改善考案をしています。カスタマーサポートではありますが、さらに一歩進んで、クライアントとポップインサイトをどちらも成功に導いていく仕事です。

具体的には、サービスを依頼してくれた企業の担当者や個人に、条件に合うモニタさんや調査内容を選んでもらいます。サイトの調査、他社との比較、ユーザさんの行動パターンの心理把握など、様々なメニューがあります。そのユーザテストをモニタさんに配信し、実際にサイトを見ながら感想などを述べてもらう動画を納品してもらいます。

動画を見て、今後の調査に生かせることがあればモニタさんにフィードバックしたり、場合によっては再実施してもらったり。クライアントにチェックしてもらって伺った感想は、社内全体で共有し、サービスやシステムの改善に役立てます。ご不満があれば、もちろん対応します。サービス改善のために反映できる情報をピックアップして伝える判断も必要です。

案件の数は月によってバラバラですが、多い時だと数百件ほど。部員は1人ですが、過度な残業はありません。余裕がある時は、皆と一緒に担当している業務を積極的に行うよう心がけています。

Q. 仕事をしていて楽しいと感じる時は、どのような時ですか?

「調査結果の動画が役に立っている」とか「こういうところがよかった」など、クライアントの喜びの声を伺うことができた時は、やはりうれしいですね。その反応をモニタさんに伝えられることも、やりがいを感じる大きな瞬間です。

また、週1回配信しているメルマガの作成にも携わっていますが、冒頭文に入れるご当地ネタなどにクライアントが反応してくれると、「見てもらえてるんだ!」と感じてうれしくなります。

Q. 逆に大変だったという時は、どのような時でしたか?

クライアントから少し厳しめの意見をもらった時は残念ではありますが、「なんとか改善していこう!」というモチベーションアップにもつながります。

モニタさんから動画がうまく回収できなかったり、調査内容についての改善点を伝えなければいけなかったりする場面では胸が痛みますが、言い方には気をつけています。自分の伝え方次第で指摘にもなるし、相談にもなるので。でもこれは、大変というよりも自分次第で解決できることと感じていて、勉強になる部分が大きいですね。

社員の価値観や個性を尊重する、ポジティブな会社

Q. 福利厚生については、どのように思いますか?

リモート勤務ができることのメリットを大きく感じているので、基本的には満足です。愛犬の通院のために有給休暇をとることについて、「常識ないかな…」と最初はためらっていましたが、「気にしないで、必要な時に休みをとっていいですよ」と言ってもらえ安心しました。個人的にはすごく大事なことなので。もちろん、休む分の仕事を補うこと、業務に支障が無いようにすることは大前提です。多様な価値観や個性をすごく尊重してくれるので、とても助かっています。

ただ、小さな会社なので、大手に比べると内容的にまだまだ足りない部分があるかな…とも。例えば、万が一働けない事態になった時に、給料や休みの保障がどの程度あるのか、きちんと定められていません。インセンティブはありますが、ボーナスや退職金はありません。

それに、個人の事情に合わせた補助があるとありがたいなと思います。展示会やオフィス出社の際は交通費が出ますが、気分を変えて自宅以外の場所で仕事するときも交通費が出ると良いな、とか。また、マウスやキーボードの購入補助や貸出用のノートパソコンはあるけれど、自宅では基本的にデスクトップパソコンの方が使いやすいので、その補助も出たら良いな、とか。住宅手当や自宅の光熱費の補助もあると、冬に光熱費がかかる北海道民としてはとても助かるな~と感じています。

Q. 現在の評価制度についてどう感じますか?

四半期ごとに評価してもらえて具体的な目標が見えやすいので、「それに向かって努力していこう!」というモチベーションアップにつながります。評価の項目が細かく分かれているので記載するのは大変ですが、自分1人だと漠然と捉えてしまうことも意識しながら取り組めます。

社員は皆それぞれ忙しいですが、「こういう風に見てくれているんだな」というのがわかって、評価制度がなかった頃に比べて、やりがいが大きくなりました

Q. 上司はどんな人ですか?

皆とても若いですが、優しく紳士的です。採用の面接の時から、明るくて楽しい人たちだなぁと感じていました。この仕事に馴染みがなかった私にも理解できるように丁寧に教えてくれ、気にかけてくれます。意見や要望も反映させてくれるので、積極的に話しやすい環境です。働き方が柔軟なうえ人間関係も良好で、これまで勤めた会社の中でも一番働きやすいです!

Q. 今後どのようなことを会社に期待しますか?

日本で一番良質なユーザテストを実施・提供する会社になってほしいです。携わっている私自身も、視野を広げてくれるとても良いサービスだと思っているので、もっともっと広がり、たくさんの人に利用してもらいたいと切に願っています。クライアントの満足度を高めて、「こんな良いサービスがあるんだよ」と紹介してもらえる輪が広がることを期待したいです。

ポップインサイトを一言でいうと

ポジティブ

守りに入らず、常に前向きに、どんなこともトライしていこうとする会社です。それに、ネガティブなことを言う人がいません!私はもともと全然前向きではないので、最初の頃はチャットのやりとりでそれを出さないように気をつけていました。そうしているうちに、自然とそれが習慣づいてきて、プライベートでも「いつも前向きだね」と言われるように。ポップインサイトのおかげですね(笑)。

「相手に向き合い、全力を尽くす」=やりがい、充実

Q. 今後の目標を教えてください

私の評価をしてもらう時に、「カスタマーサクセスで日本の第一人者になるように」と言われたことがあります。大変なことだとは思いますが、そうなれるように努力していきたいと思っています。カスタマーサクセスは、あらゆる人間関係に必要なものだと思うんです。「相手のために頑張る、全力を尽くす」それが自分のやりがいや充実感にもつながります

そのためには、もっともっと知識をつけないと!です。週1回、上司とサービスやシステムの改善に関するミーティングをしていますが、そこでは、カスタマーサクセスについて書籍などから学んだことをディスカッションしています。一緒に勉強させてもらえる機会はとてもありがたいので、有効に活用していきたいです。

Q. 入社を考えている人に、メッセージをお願いします

私は、「こういう仕事がしたい!」という熱い思いがあって入社したわけではありません。でも、入社したことで仕事もプライベートも充実しました。真剣に取り組むと、その分、手応えが感じられる仕事です。自分がやったことを見てくれている人が必ずいるので、満足して働けます。

札幌は大きな都市ではあるけれど、東京に比べると職種は少ないです。でも、リモートワークができるポップインサイトでは、全国各地に社員がいて、札幌からも普通に仕事ができちゃいます。クライアントもモニタさんも各地にいるので、ご当地ネタで盛り上がることも。私はこうした仕事が自分にできると思っていなかったので、うれしい気持ちでいっぱいです!

ABOUT ME
池田朋弘
株式会社ポップインサイト代表取締役CEOおよび東証一部上場企業メンバーズ執行役員。4社の創業経験あり。 UXリサーチ、UI設計、グロースハック。リモートワークの取組で総務省テレワーク100選選出・NHKオイノコミア等の出演。早稲田大学→ビービット→現職。twitter.com/pop_ikeda