【UXRO導入事例】UX人材育成&高速PDCAによる制作コストダウンを達成!UXROを使い倒す秘訣とは?

【作成】2019/09/04   【更新】2019/09/10 

どんな情報もインターネットですぐ手に入る現代ですが、その情報が多すぎて困ったことはありませんか?

特に転職や金融商品の購入、弁護士相談などはなかなか人には聞きづらかったり、専門性が高すぎて分かりにくかったり、ということもしばしば。

そんな「困った」を抱えるインターネットユーザーに「課題解決のキッカケ」を届けるメディアを多数運営されている、株式会社キュービックの室井様と前田様にインタビューさせていただきました。

室井様はFX比較サイト「エフプロ」 を、前田様はカードローン比較サイト「loan Portal」 をご担当なさっています。

キュービック様は現在、弊社のUXリサーチャーオンデマンド(UXリサーチャーのアウトソーシングサービス)(以下UXROと略)をご導入頂いています。

おふたりにUXRO導入背景や導入前後での変化などを伺いました。

UXリサーチの大切さはわかるものの、UXリサーチを自社でやるにあたってぶつかった数々の壁

現在ポップインサイトのUXROをご利用いただいていますが、導入に至った背景を教えてください。

 

前田様:弊社は創業当初から、ユーザーのインサイトを徹底的に追求するマーケティングを行っています。

フィールドワークをベースにインタビューなどをして、ユーザーテストを繰り返していますが、その手法だとモニター集めにどうしても大きなコストがかかるんです。

そこで、モニターの募集をクラウドソーシングで試してみた時期がありました。結果的には、期待していた成果を得られませんでした。

【UXリサーチを自社で実施した際の3つの壁】

  1. モニターの質が担保されずインサイトの深堀りが難しい
  2. 質を高めるために条件追加すると想定ターゲットに近いモニターが集まらない
  3. 会社で調査をすると緊張しているモニターに自宅同様の自然な動きを促せない

 

こうした課題をどうにか解決できる方法を探しておりました。

外からUXリサーチ経験者を雇うという手もありましたが、自社人材の育成に重きを置いている弊社なので、できることなら精度の高いリサーチをプロと一緒に行い、確かなノウハウを吸収したいという思いがありました。

そんなときに出会ったのがポップインサイト様。UXリサーチャーという専門人材がチームの一員として支援してくれるUXROに魅力を感じ、導入へ踏み切りました。

リサーチャーとの会話で質の高いリサーチを作り上げ、ノウハウを蓄積

UXROを導入してみて、弊社のUXリサーチャーによるご支援は実感としていかがですか?

前田様:“外部に発注”という感じではなく、本当に“一緒に作り上げている”という実感がありますね。

「こういうことを聞きたい」「こういうユーザーに対し、こういうインタビューをしたい」というのを伝えると、調査のプロの視点でどういう形式がいいのか、それぞれの調査をどう組み合わせていくのがベストかなどをたくさん教えてくれます。

今までは「こういう場合はどうすればいいんだろう?」と都度立ち止まってしまっていたことも、疑問が発生した際はリサーチャーにすぐに相談ができる。

「リサーチのプロだとこういう風な観点で進めていくのか」と勉強になります。

モニターの「回答の質」と「母数」がしっかり担保されたリサーチの安心感

弊社のサービスを導入する前、どんな不安や懸念をお持ちでしたか?

前田様:「想定したターゲットユーザーにしっかりと話を聞けるか」という点ですね。

ポップインサイト様はテストに合格した方だけをモニターとしているので、その過程でリアルなユーザーとはある程度乖離してしまうのではないかと心配もしていました。

でも実際にやってみて言えるのは、そんな心配は無用であるということ。

㒒たちのリサーチのスピードは格段に上がり、調査の量によって細かい質の不安を解消できています。

また、リサーチャーのアドバイスを元にユーザーテストやインタビューなどを組み合わせ、インサイト獲得のための最適な調査を導けているのもありがたい点です。

モニター選定条件の検討段階からかなり時間をかけて実施していた頃と比べると、リサーチの質と実施回数共に上がって、本当に知りたかったユーザインサイトへかなり近づけているように感じていますね。

あとはそもそもモニターの回答の質の担保がしっかりされているので、今のところ大きな不満はありません。

室井様:僕が不安に思っていたのは、「求めるモニターの母数が確保できるか」という点でした。

今、FXに関するメディア運営をしているのですが、FXをしている人は決して世間に多くいませんからね。

さらにそこからモニターとして選定されて…ということを考えると、本当にこちらが求めるモニターの母数がクリアできるのかがとにかく心配でした。

でも最終的には想定以上のモニター数が確保でき、データがしっかり集まったので良かったです。

「仮説→検証」の流れをたくさんやることでメディアの質を高める

リサーチの結果をどのように活用されていますか?

室井様:リサーチ後にリサーチャーが出してくれるプロ視点のインサイトのまとめがあるのですが、これは大変納得感があり次の施策を検討する際に有効活用させていただいています。

「リサーチをしました。以上」ではなく、「リサーチでこういう結果が出ましたが、ここから読み取れることはこうです」といったまとめを提示してくださるのがありがたいです。

前田様:僕のチームでは、出た結果をユーザーから得られたいち意見として分析のヒントにしています。

自社でカードローンを比較するメディアを運用しているので、獲得したインサイトに基づく施策を試してみようというように、PDCAを回すことが簡単にできます

自社で定量的な分析はできるので、そこにUXROで獲得した定性的な情報を掛け合わせて仮説を立て、さらにそれを検証するためにリサーチを依頼します。

とにかく「仮説→検証」のサイクルがすごく速く回せるようになり、いい感じだなと実感しています。

ユーザーインサイトを制作段階から活かすことでコストダウンに成功

他にリサーチをどう活用されていますか?

室井様:ユーザー像を明確にして、それをメディアのデザインに落とし込む際に活用しています。

メディアや記事を制作する上で、ユーザー像を正しく捉えることが入口として重要な部分と考えています。

しかし、インタビューで実際のユーザーのインサイトを確認すると、我々の想定との間に少しズレがあったことに気付けるんですよね。

ちょっとしたズレがサイト設計においては致命的になるので、早い段階でより深いインサイトに近づくことができることは、制作時間や費用の削減につながって助かります

60時間という稼働時間の制約も密なコミュニケーションが解決

UXROはリサーチャーの稼働時間が月60時間という制約がありますが、どのように有効活用していますか?

前田様:とにかくリサーチャーと密なコミュニケーションを取ることですね。

最初の方はやはり60時間という時間の概念に縛られて、できることにストップをかけてしまったり、チャットで機械的なやりとりをしてしまったりしていたのですが、今はテレビ電話で密に連絡を取り合って、会話の中でリサーチの中身を設計できています。

例えば以前は、リサーチが終わった後それを自社内でどう活用していくか、リサーチの先の動きについてUXROリサーチャーに共有できていなかったんです。

それを定期的に月3回ほど共有の場を作ることで、自社で実施するリサーチへのアドバイスも頂けるようになり、稼働時間を目一杯有効利用できていることを実感しています。

本当にひとつのチームとしてやらせてもらっているなと。

視点は違えど、ゴールは変わらぬ2人の想い

UXリサーチを通して、今後やりたいことを教えて下さい。

前田様:僕はやっぱりUXデザイナーとして「数字にコミットできるデザイナー」になりたいですね。

施策を打った後の最終的な数字がどう改善したかというところまで追えている人ってなかなかいないと思うので、自分のキャリア形成の観点からもそこを極めたいです。

数字に責任を持てるUXデザイナーを目指します。

室井様:僕は自分が携わっているメディアを通じて、本当にユーザーの課題を解決できるようなものを作り上げたいですね。

メディアはあくまでも、ユーザーの課題解決のサポートだと思っています。

真のユーザーの課題解決のためにリサーチを通じて自分の能力や引出しを増やしていき、最終的にみんなの明日が変わるキッカケに溢れる世界を実現したいです。

弊社リサーチャーとチーム一丸となってプロジェクトを進められているおふたりの素晴らしいお話を頂戴できました!今後もキュービック様のさらなる躍進のご支援をさせていただければ幸いです。本日は貴重なお話を有難うございました。


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