【UXリサーチ】freeeが挑戦するインクルーシブデザイン UXリサーチとアクセシビリティの交点とは?
どんなに有益な情報やサービスがあっても、ユーザーがその情報にアクセスできなければ、それは存在していないことと同じになってしまいます。しかし、制作現場からはアクセスのしやすさ(=アクセシビリティ)への取り組がなかなか進まないという声を声をよく耳にします。
本セミナーでは、クラウド会計・人事労務ソフトを提供するfreee株式会社のUXデザイナー 伊原さんをお招きします。
freee株式会社には視覚障害当事者であるエンジニア2名が所属し、特に「インクルーシブデザイン」の枠組みでアクセシビリティ向上の取り組みを強化しています。伊原さんには、インクルーシブデザインの考え方や社内での具体的な取り組みについてたっぷりお話いただきます。
※インクルーシブデザインとは、従来デザインプロセスから除外されてきた多様な人々を、デザインプロセスの上流から巻き込むデザイン手法です。
■セミナー内容
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1. freeeが挑戦するインクルーシブデザイン UXリサーチとアクセシビリティの交点とは?
freeeには、全盲のエンジニアが2名所属し、技術的な観点でのアクセシビリティ改善を進めると同時に、視覚障害当事者のユーザーにヒアリング行い、製品の設計に活用しています。同様に、色覚特性を持つ社員によるデザインレビューを行いつつ、ロービジョン(弱視)や色弱当事者である専門家を講師として招き、日々勉強会を実施しています。
Webサービスやスマートフォンアプリの設計業務にこれまで携わってこられた経験と、日々の現場での具体的な活動内容についてお伺いします。
※参考記事:『2019年、freeeのアクセシビリティを振り返る』
2. 質疑応答
■本セミナーの対象
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・ サービスのUXを改善する体制構築や取組に課題がある方
・ 自社サービスのUXを改善していきたい方
・ 自社サービスのUXを改善する体制構築や取組に課題がある方
・ アクセシビリティの取り組みについて関心がある方
■スピーカー
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freee株式会社 UX部 UXデザイナー
伊原 力也 氏(いはら りきや)
アクセシブルなインタラクションデザインの実践を標榜し、Webサービスやスマートフォンアプリの設計業務に従事。ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)理解と普及作業部会委員、HCD-Net認定 人間中心設計専門家および評議委員としても活動。共著書に『デザイニングWebアクセシビリティ』、監訳書に『インクルーシブHTML+CSS&JavaScript』『コーディングWebアクセシビリティ』がある。クリエイティブユニットmokuva所属。
Twitter: @magi1125
Facebook: https://www.facebook.com/rikiya.ihara