
~IT・プロダクト・UXのリーダーへ部門横断型の変革モデル~
欧州を代表するグローバル金融機関INGに学ぶ、プロダクト主導型組織への転換
日本の金融業界は今、顧客本位の業務運営とデジタル変革の加速という二つの大きな課題に直面しています。金融庁が公表した最新の行政方針においても、IT部門を単なるコストセンターではなく、ビジネス価値を創造する戦略的パートナーへと転換させる「攻めのITガバナンス」の構築が、持続的成長のための重要課題として挙げられています。しかし、多くの金融機関において、部門間の根深いサイロや硬直化した開発プロセスが、その変革を阻む大きな壁として立ちはだかっているのが現実ではないでしょうか。
では、この根本的な課題をどう乗り越えるべきなのでしょうか。その鍵は、従来のIT主導から顧客価値を起点とする「プロダクト主導」の組織へと、パラダイムシフトを遂げることにあります。
本セミナーでは、欧州を代表する金融グループであり、世界40カ国以上に展開する6万人規模のグローバル企業INGで、複数国にわたる組織変革を牽引したスティーブン・ルースト氏をお招きします。デザイナー、そして4社のスタートアップを成功させたシリアルアントレプレナー(連続起業家)でもあるスティーブン氏が、いかにしてデザイン思考をプロダクトマネジメントとITプロセスに統合し、ビジネス・デザイン・IT間の壁を打ち破ったのか。「グローバルとローカルのニーズ調整」「プロダクト成熟度の基準設定」「サイロの解消」といった、大規模組織ならではのリアルな挑戦と、具体的な解決策を実践者の視点から共有いただきます。
本講演は、経営層はもちろん、IT・デジタル戦略・プロダクト開発に携わるすべての方にとって、組織変革を加速させるための戦略と実践的アプローチを学べる貴重な機会です。業界や職種を問わず、変革に取り組むすべての組織にとって多くの示唆が得られる内容です。ぜひご参加ください!
※INGは、欧州を中心に世界40カ国以上に拠点を持ち、100カ国以上でサービスを提供するグローバル金融グループで、デジタル変革の先進事例として大変注目されています。