【事例】オンライン英会話「レアジョブ」が行う、最速でサイトを改善する方法
1レッスン129円でマンツーマンの英会話レッスンが受けられるオンライン英会話サービス事業を展開する株式会社レアジョブ。2014年には東証マザーズに上場し、2018年8月現在の累計会員数は60万人を突破しています。
本記事では、同社がポップインサイトのユーザーテストをどのように活用しているかについて紹介します。
ユーザーの細かい動きや心情の変化がリアルな動画でわかる
---まず、ポップインサイトのユーザーテストを実施した感想を伺えますでしょうか?
過去にサイトを見てもらってコメントを頂くような調査は実施したことがありましたが、オンラインでユーザーテストの様子を録画して実施するというのは今回がはじめてでした。
ユーザーの細かい動きや心情の変化をリアルな動画で確認できたことがとてもよかったと感じています。参考になったのは、おそらくポップインサイトさんもレポートにまとめる時に切ってしまうくらいの言葉なんですよ。逆にそういうのが聞けて良かったと感じます。
---ありがとうございます。今回の調査で得られた成果について教えてください。
競合サービスの情報はとても参考になりました。
今回、競合サービスとレアジョブ英会話との比較調査を実施しましたが、これまで社内で考えていた仮説と実際にテストで得られた結果は全く異なるものでした。
レアジョブ社員が競合のサイトを見た時に思うことって、いろいろなことを知りすぎているのでもう多分真実が分からないんですよね。
得られた結果は、チームの中でポジティブに捉えられるものでしたし、その点は今回テストをして一番良かったかなと感じています。
ABテストとユーザーテストの組み合わせで、最速でサイト改善ができる
---レアジョブ様では、ABテストツールとしてDLPOを利用されているかと思いますが、ABテストとユーザーテストの組み合わせについてはどう感じますか?
ABテストツールだけですとずっと数字を見ることになり、いつか冷めてくるんですよね。数字、数字、数字みたいな。
それに対して、ユーザーの生の声を聞くというのは、チームのモチベーションを上げるという点でも有効と感じます。
また、リアルなユーザーの声を聞くと、みんなの意思がしっかりしてくる。俺は俺みたいな感じの意見はなくなり、チームとしての意思がはっきりしてきますね。
おそらくどっちか一方ではダメで、ABテストツールとリアルなユーザーの声の掛け合わせで、初めてサイト改善を最短でやれるようになると思います。
---本日は貴重なお話をありがとうございました!
※ページ上の各種情報は2018年8月時点のものです。