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【事例】ユーザーテストExpress導入(ナイル)

圧倒的にコストパフォーマンスよく「実際のユーザーの評価」が得られるツール

「定量的なアクセス解析や、ユーザービリティの専門家によるヒューリスティック分析をしっかりやれば、ユーザーテストは不要なのでは?」と思われる方も多いと思います。しかし、ポップインサイトでは、ユーザーテストは、アクセス解析やヒューリスティック分析では分からない「課題の原因・理由の把握」「自社サイト以外との比較・分析」を実現でき、Webマーケティング改善に極めて有効な手法と考えています。

今回は、以前にもユーザーテスト導入事例としてお話をお伺いしたナイル株式会社のWebアナリスト伊佐敷様に、ユーザーテストとアクセス解析を併用することで成果を上げる秘訣を改めてお伺いしました。


ナイル株式会社 伊佐敷 様
Webコンサルティング事業部 コンサルタント

Q. 2回目のインタビューにご協力頂きまして、誠に有難うございます。最初にお伺いしたいのは、ユーザーテストにつきまして、以前のインタビューから活用方法やサービスへの印象の違いがあれば、ぜひお伺いさせてください。

大きな変化としては、以前は社内でユーザーテストを使っているのは解析チームの私だけだったのですが、最近は私以外のコンサルタントが自主的に利用するケースも増えてきています。SEOコンサルタントなど、解析に詳しくないメンバーであっても、ユーザーテストであれば簡単に気づきや改善仮説を得ることができる点が良いなと改めて感じています。サービス自体への印象については以前と同様で、手軽に一定のクオリティのユーザーテストを実施することができ、良いツールだと思っています。

Q. 有難うございます。ここからは、ユーザーテスト以外の手法も含めた貴社のご状況をお伺いさせて頂きます。クライアントのWebサイトやアプリに対する分析手法として、どういった方法を取り入れられているか、お話をお聞かせください。

SEOに付随するものとして、Google アナリティクスを中心としたアクセス解析や、他社様と協業してのUX調査、ヒートマップ分析、ユーザーテストなどを幅広く実施しています。最終的にクライアントのCVやCVRの改善につなげるには、どういった分析が最も効果的かという視点から逆算して、分析手法を決定していますね。

Q.ありがとうございます。その中でも最近の分析手法として貴社の中でトレンドになっているものや、効果の高いものはありますか?

2015年と比べると、2016年はアクセス解析をより強化しており、導線分析や、ファネル分析などをかなり緻密に実施するようになりました。そんな中で、アクセス解析とユーザーテストを組み合わせると相乗効果が高く、以前よりも組み合わせて実施するケースは増えています。

例えば、ある行動シナリオの中でこのページで離脱しているという事象をアクセス解析で可視化した上で、ユーザーテストを実施。両方の結果を比べた際に、定性的なユーザーテストの結果と定量的なアクセス解析の結果が結びつくといったケースはよくあります。ユーザーテストだけですと、どうしてもフワっとしてしまう部分は多かったのですが、定量的なファネル分析と組み合わせることで、ユーザーテストの結果に対してより説得力をもたせられていますね。

Q.さらに踏み込んだご質問となりますが、アクセス解析とユーザーテストを組み合わせて分析する際に、セグメンテーションを設けて分析することはあるのでしょうか?

はい、頻度としては多くはないですがあります。例えば、アクセス解析では、クライアントの商品を認知している層(顕在顧客)と認知していない層(潜在顧客)でデータをわけて分析することがあるので、そういったケースではユーザーテストでも同じようにわけて実施しています。サイトに流入している検索キーワードをみて、商品指名ワードの層を顕在顧客、それ以外のキーワードの層を潜在顧客といった具合ですね。

また、少し話が変わりますが、ユーザーテストから得られた結果をもってサイト改修をおこなった時、たてたKPI に対して実際にそのKPIを達成できるのかという事後調査をおこなうケースもありますね。

Q.実際、ユーザーテスト実施後にそこから得られた課題を改善することで、KPIを達成できるものなのでしょうか?

1回のユーザーテストの結果で数字を大きく動かすにはまだまだ一定のハードルがあるイメージです。CVRを1.5倍にするなどの成果を出すためには、根本的な改善を行う発想が必要。ユーザーテストの結果に加えていろいろな要素を検討しないといけないですね。ABテストや、アクセス解析、ユーザーテストを繰り返し根気強く実施し、PDCAをまわしていくことが重要と考えています。

Q. なるほど、興味深いお話ですね。ちなみに、伊佐敷様の知見があれば、サイトを見たり定量的なアクセス解析を行ったりすることで、おおよその課題はわかると思うのですが、それでもユーザーテストを実施する意味をどのようにお考えでしょうか?

ユーザーテストは圧倒的にコストパフォーマンスが良いことと、専門家よりも実際のユーザーの評価が最も大切だと考えていることの2点です。たしかに、ヒューリスティック分析を行ったり、アクセス解析データを見て自分で考えたりすることもありますが、自分で時間をかけてサイトを見るよりも、「ユーザーテスト」を1回実施した方が圧倒的に早いですし、低コストで成果につながります。

※本記事は2020年以前の記事になります。

投稿日: 2021/11/05 更新日:
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