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リモートワーク社員事例

子育てと両立しながら、リモートで働き続けられる

プロフィール:戸田舞子さん

個人事業主として2年ほど、クラウドソーシングのディレクション業務などに携わる。2016年4月より、広島在住にて、株式会社ポップインサイトでアルバイトとして働き始め、9月から正社員に。全リモートで働く、1児の母。

子育てと両立しながら、リモートで働き続けられる魅力

Q. 入社のきっかけは何ですか?

ポップインサイトと関わり始めたのは2014年6月で、クラウドソーサーとして業務委託を受け、文字起こしや動画チェックなどを行っていました。入社の話をいただいた時には、もともとフルタイムで働くつもりがなく、子どもを幼稚園に入れていたので、時短のアルバイトという形でお世話になることに。引き続き、リモートワークできることに魅力を感じた点が大きかったです。

クラウドソーシングのディレクション業務と並行しつつ、徐々にポップインサイトの業務をメインにしていきました。でも、アルバイトでも、夜中まで仕事して月に200時間を超えるなど、かなりの稼働時間に…。育児と仕事の両立の難しさを感じてはいたものの、やり甲斐のある業務内容に魅力を感じて、正社員になりました。

Q. 入社前後でギャップはありましたか?

入社前からメールやチャットを通じて社員と関わる機会が多く、働き方などを見ていたため、違和感なく馴染むことができました。社長のレスの早さにも慣れていたので(笑)、特にギャップはなかったです。クラウドソーサーとしてお仕事を頂いていた頃からメールやチャットでのやり取りだったこともあり、チャット上でのコミュニケーションにも壁は感じませんでした。

Q. リモートワーク全体の課題である「仕事とプライベートの切り分け」は、どうしていますか?

忙しい時期を中心になるべく預け先を確保していますが、子どもが帰ってきたら、一旦パソコンを閉じて散歩や遊びに行くのが切り替えです。自宅にいると結局エンドレスに仕事をしてしまうので…。あるいは、一時的にスマホでチェックする程度に留めるなどして、プライベートの時間をとるようにしています。

Q. リモートワークの強み、メリットは何ですか?

リモートワークという働き方は、やはり融通が利くというのがありますね。出勤となると移動時間を要しますが、リモートワークなら子どもを見送って数分で自宅に戻れるので、時間を最大限に有効活用できます。

強い責任感とモチベーションの維持が必須になりますが、子育てと仕事の両立ができますし、自分が稼働できる時間に集中して取り組めることもメリットです。

幼稚園の休みが繁忙期と重なると日夜問わず働かないと間に合わないこともありますが、子どものそばにいられる時間を取りやすく、リモートで働けるのはすごくありがたいので、選んでよかったと思っています。

また、地方在住でも常に刺激を受けつつ、仕事を続けられるのもメリットです。2018年3月末に広島市から横浜市に引越しをしましたが、環境が変わってもどこでも変わらず働けるのもうれしいです。

Q. 逆に、リモートワークの難しさ、デメリットは何ですか?

オンオフの切り替えが難しく、意識をしないと子どもとの時間がとれないことですね。子どもが家にいても仕事をしていることがあるので、子どもから気を遣われたり、労われたりすることもあります。

また、社内コミュニケーションはチャットが基本のため、相手の空気を読みづらいときがあるとも感じています。

仕事を通じて、社会とのつながりを得る喜び

Q. 仕事をしていて楽しいと感じる時は、どのような時ですか?

1つの案件を終えた達成感があります。自分なりに上手くレポートができて、クライアントから「活用できました!」という報告をいただけると、とてもうれしいです。実際には、「ここはこうしてほしい」などと希望を出されることも多く、まだまだ勉強が必要と思っていますが…。

別軸では、動画チェックを業務委託している方から「興味をもって取り組めている!」や「自宅でこうした業務ができるようになってうれしい!」などの感想がもらえると、やりがいを感じます。過去の自分を振り返ると、まさにそういう状況でした。

「育児だけで、社会とのつながりがなくて寂しいな」と思っていた時に、在宅で文字起こしや動画チェックができて、本当に良かったと思えたんです。それによって社会とつながっている感ができて、育児ノイローゼ気味だったのが解消されました。当時の自分と同じような気持ちで喜んでもらえている声を聞けると、うれしいですね。

Q. 逆に大変だったという時は、どのような時でしたか?

25名ほどの大きめの調査があり、膨大な量の動画チェックをしながら、1ヶ月強で1つのレポートにまとめる案件の時は、子育てと仕事の両立ができなくなりそうになり、大変でした。正直限界を感じていましたが、ここでめげてはいけないと思って弱音を吐かずに頑張ってやっていたのですが、メールを見きれないなど、行き届いていない部分があって…。

認識漏れを指摘された時は「まだまだだ」と感じて苦しかったですね。今は隙間時間を見つけて、メールもきちんと目を通そうと心がけています。

出る杭はもっと伸ばす!頑張っただけ評価してくれる、熱い会社

Q. 福利厚生については、どのように思いますか?

家族の誕生日に半休をプレゼントしてくれる「アニバーサリー休暇」は気兼ねなく休めるので良いなと思いますね。

全体的には「ずいぶん改善されたな」というのが所感です。健康診断の補助やパソコンの支給なども2017年から始まりましたし、いろいろなことが良くなってきているので満足しています。新しく入ってきた人たちからすると普通のことかもしれませんが、過去を知っている人間からすると、本当に変わってきています。

Q. 現在の評価制度についてどう感じますか?

評価制度ができる前は、昇給などが不明瞭でした。2017年4月に取り組みが始まってからは明確になって、モチベーションが上がりますし、できてよかったと思っています。自分がどういった点が弱くて、どのような部分ができているかがわかるので、自己分析にも役立ちます

実際に「できていないな…」と思うところは「もっと頑張りましょう」という風に言われるので、比較的正当な評価だと私自身は感じています。

もともと私はネガティブな人間なので、「心持ちを変えましょう」などと経営陣に言われたことがあって。評価制度にもそうした項目があり、意識することによって、ポジティブに、プラス思考になってきています。「今期はここを伸ばそう」、「ちょっと意識してみよう!」というきっかけになってます。

Q. 上司はどんな人ですか?

すごくポジティブで尊敬できる人。厳しさだけでなく、細やかな優しさも感じています。間違っている点を指摘してもらえますし、どうしたら良くなるかを教えてもらっているので、ありがたいです。

クライアントなど相手の立場に立った考え方や、どう対応していくかを指導してもらえて、仕事に対する姿勢についてすごく勉強になります。対人関係があまり上手くない私とは本当に全然違うタイプなので、見ていて「あぁなるほど。こうすると良いのか!」と、日々学ばせてもらっています。

リモートということもあって、ある時は電話、ある時は個別のチャットなど、伝え方を分けてくれる配慮も感じています。

Q. 今後どのようなことを会社に期待しますか?

子どもがいると働くのはなかなか難しいですが、子どもがいる母親でも働きやすい会社であってほしいです。柔軟にいろいろな働き方を許容してくれる会社なので、その部分は失わずに、お互いを尊重し合える会社になっていくようにしたいです。

業務に関しては定型のリサーチ案件だけでなく、コンサル寄りの案件も増えてきています。リサーチャーの人数も増えてきているので、それぞれがいろいろな業務をできるようになっていく方が良いと思っています。会社として徐々に体制をつくっているところだと思うので、今後どうなるかを見ていきたいです。

ポップインサイトを一言でいうと

熱い会社

ほとんどの社員がリモートということもあって、ネガティブな雰囲気や硬い感じを少しでも出すとやりにくくなるので、「ポジティブに明るく!」みたいな感じにしています。上下関係に捉われずに意見を出し合える環境なので、相談したり議論したりしながら皆で成長できます。

また、出る杭は打たれるのではなく、「出る杭はもっと伸ばす!」という会社です。頑張れば頑張るほど評価してもらえ、様々な業務を任せてもらえるので、日々前向きに頑張ることができ、ありがたいです。

子どもとの時間をつくりつつ、常にステップアップしていきたい

Q. 今後の目標を教えてください

リサーチャーとして様々な案件に対応し、経験を積んでステップアップしていきたいです。その上で、クライアントに自信をもって積極的に提案できるようになりたいです。

同時に子どもとの時間もつくりたいので、このまま公私共に並行していけたらなと思っていますね。現状にとどまりたくはないという思いがあるので、「今後はさらに何をしていこう」というのは常にあります。

Q. 入社を考えている人に、メッセージをお願いします

いろいろな環境の人、違うタイプの人がいる会社ですが、お互いを尊重し合いながら働けます。働く環境や時間に制約がある人でも、強い責任感とモチベーションの維持ができれば、なんらかの方法を見出して働くことができる柔軟性のある会社と思います。

投稿日: 2018/11/15 更新日:
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