「自分のチャンネル」を作り、コミュニケーションを円滑化
リモートワーク(テレワーク)において必須なのが、チャットツール。弊社では、そのなかでメンバーそれぞれが自分のチャンネル(例:times_池田)を作っています。社員・パートあわせて50ほどのチャンネルがあります。
「分報」の概念で、社内限定のツイッターや個人のラジオ部屋みたいなイメージ。そのとき思っていることや心の叫び、ちょっとした愚痴を書いたり、スケジュールを管理したり、TO DOリストをつくったり…自由な発言の場です。
すべてが自由!「♯times」を活用した「リモート雑談」
「やっていることを可視化すると、共有できることが広まっていいんじゃない?」
転職してきたメンバーが前の職場で行っていておもしろかったからと勧めてくれたのが、始めたきっかけです。そのメンバーが試しに始めてみたところ、これが本当におもしろい!
そのうち、ほかのメンバーが続いて…いまでは、すべてのメンバーに作ってもらうようにしています。積極的に更新する人もいれば全然更新しない人もいますが、使い方も内容もすべて『自由』なのが特徴です。
一般的な会社だと、仕事の合間に社内でちょっとした雑談を…となると思いますが、弊社では、この「♯times」をうまく活用して「リモート雑談」をしています。そこでは、業務上は見えなかった人となりやオリジナリティ、センスが垣間見えることも。メンバー同士の理解を深めたり、情報を共有したりするのにも役立っています。
社長の立場としては、かたい場でいうのは重い話でも、自分のチャンネルで発信するとマイルドにできる!という魅力があると感じています。メンバー全員の「#times_⚪︎⚪︎」は、未読をすべて見る機能を使ってぱぱぱっと見るだけなので、仕事の合間のちょっとした癒しにもなります。
活性化する”スタンプコミュニケーション”
「♯times」をより盛り上げてくれるのが、コメントやスタンプです。特にスタンプは、誰もがオリジナルのものを作れる機能があるので、「いかにおもしろく押すか」をみんなががんばっています(笑)
自分の発言に対して反応があると、うれしいものです。メンバーの発信した内容に対して、それに反応するためだけにスタンプを追加しているので、その数は日々増え、かなり膨大に…(笑)。スタンプと組み合わせてチャット上で遊ぶことで、業務に追われているなかでも、ちょっとほっこりできます。
Twitterと連携する場合も
また最近は、社外への情報発信を強化するためにTwitterを使う人も増えています。僕自身も2019年4月からスタートしています(https://twitter.com/pop_ikeda)。
実は社内チャンネルに、Twitterを連動させることで、Twitterでつぶやいた内容を社内でも共有するようにしています。経営者の視点では、社内外問わずに共有したい内容や気付きを同時に共有できるのでとても便利。また社内チャンネルでは、社外には伝えられないつぶやきの裏情報を補足することもできます。
一人のメンバーきっかけで始まったこの取り組み。運用して1年ほどですが、業務チャットとは別の「フランクに発信できる場」って大事だな、と感じています。そして、なによりおもしろい!メンバー同士で楽しみながら息抜きできる、いいコミュニケーションの形です。