Remote Work
リモートワークスタイルブログ
リモートワーク社員事例

完全リモートでも支障なく働ける!住む場所を選べる柔軟さが最大の魅力

プロフィール

デザイナーとして4年、クラウドソーシングのディレクターとして3年半活躍。2017年3月に株式会社ポップインサイトに入社。1ヶ月の試用期間を経て、正社員に。クライアントとユーザさんをつなぐリサーチャとして、現在は完全リモートで業務にあたる。 ※本人の希望のため、お名前・写真は非公開としております。

完全リモートでも支障なく働ける!住む場所を選べる柔軟さが最大の魅力

Q. 入社のきっかけは何ですか?

「東京に住んでみたい!」という田舎者な気持ちだけで上京し、会社に通勤するスタイルで2つの職種を経験しました。でもここ数年、「地元が一番!帰りたい!」という気持ちが大きくなり…地方にはこれまでの経験を生かせる職の幅がないことから、リモート前提で働ける職場を探していました。

そんな中出会ったのが、ポップインサイトでした。業務内容はもちろん、働き方の柔軟さに魅力を感じた点が大きかったです。この仕事を地元に持ち帰れたら…と思い、リサーチャ職に応募しました。

Q. 入社前後でギャップはありましたか?

入社前から「自分で何でも決められる」、「働く時間や場所の融通が効く」、「社員の要望を聞き、叶えてくれる」というイメージがありましたが、入社後もその雰囲気に相違はありませんでした

最初に上司に言われたのは、「週1回、会社に来ても良いよ。全く出社せずに完全リモートでも良いよ」との言葉。入社してしばらくは週1回のペースで出勤していましたが、通勤に往復4時間もかかること、在宅の方が仕事の効率が良いことから、2017年11月くらいから完全リモートに切り替えました。

年末年始には1ヶ月ほど地元に帰ってみましたが、業務に全く支障はなく、東京にいる時と働き方に違いはありませんでした。これで自信もついたので、2018年中にはUターンしようと思っています。

私の場合、これまでの経験を生かしながらリモートで働く選択肢があったことで、仕事を諦めずに済みました。「地元に帰る=仕事を諦める」という選択も見えていたので…。

Q. リモートワーク全体の課題である「仕事とプライベートの切り分け」は、どうしていますか?

私の父も在宅で仕事をしていましたが、きっちりメリハリをつけている印象でした。実際に自分もメリハリをつけられるようにやってみると、「結構なんとかなるな」と感じています。

10:00にはパソコンの前に座って仕事モードになり、12:00になったら昼休憩。13:00からまた仕事を始めますが、19:00になったら一度切り上げます。パソコンの前から動いて、料理など他のことをするのが私のオンオフのつけかた。それが崩れると仕事とプライベートの境目がなくなって、なあなあになってしまう気がするので、きちんとやるように意識しています。

Q. リモートワークの強み、メリットは何ですか?

何よりも、家にいながら仕事ができる環境がありがたいです。無駄な移動時間がない。電車に乗らなくても良い。混雑や風邪などのウイルスを避けることができます。さらに、家族との時間が増えます。たとえ仕事をしていたとしても、家族が帰ってきたら「おかえり」と言える!以前に比べて、家庭内でのコミュニケーションは圧倒的に増えました。

Q. 逆に、リモートワークの難しさ、デメリットは何ですか?

社内での連絡は、基本的にはチャットなど文字ベースのコミュニケーションになります。それで事足りることが多いですが、場合によってはニュアンスがうまく伝わらないことも。相手の感情も見えません。

そんな時は、通話ツールで顔を合わせて話し合ったり、画面共有して資料を直接見せたりして解決を図ります。チャットの反応だけでいろいろ考え出したらドツボにはまってしまうので…便利なツールを臨機応変に使い分けて、リモートの壁を乗り越える工夫をしています。

また、ポップインサイトでは、入社時に「自己トリセツSheet」というのを作成するようになっていて、自分のライフスタイルで連絡がつきにくい時間などを記入し、社員みんなで共有するようにしています。他の社員が仕事している時間帯を理解したうえで意思疎通できるので、リモートでも連絡をとりやすく、とても助かっています。

分析し、改善策を探る。その過程が楽しく、やりがいも大きい!

Q. リサーチャとして、どのような仕事をされていますか?

まず、クライアントのターゲットに合うモニタさんを、弊社に登録している人の中から選定します。そしてクライアントのウェブサイトを利用してもらい、その際の動画を送ってもらいます。それを分析し、レポートにしてクライアントに渡すのがリサーチャの仕事です。

例えば、クライアントが「ここのページのアクセス数が悪い」という課題をもっているとしたら、そのサイトのどこに問題があるか、どうしたら改善できるかを探ります。ユーザさんがどう考えてサイトを見るのか、サイトを見た時にどういう風に思うか、などをユーザテストによって明らかにし、Webサイトやアプリの成果改善のサポートをしていきます。

1案件につき2~3週間程度で終えますが、基本的に3つくらいの案件を同時に抱えている状態です。業務量が多いと感じる時もありますが、やりきってクライアントに貢献できた時は大きなやりがいを感じられます

Q. 仕事をしていて楽しいと感じる時は、どのような時ですか?

クライアントの要望を聞いて、モニタさんにどうページを見てもらうか、どのような順番でどういう行動をとってもらうか、などの「タスクを考える」時が一番楽しいです。

「見てもらう」と単純にいっても、グーグルなどから検索する、貼り付けたURLを開けてもらう、クライアントの競合他社のウェブサイトから入ってもらうなど、様々な方法があります。その中からクライアントの要望に沿った方法を見出し、結果につなげていく過程を楽しみながら仕事しています

クライアントの反応を直接伺う機会はなかなかありませんが、営業さんを通じて「役立っている!」というお話を聞くと、喜びが増します!

Q. 逆に大変だったという時は、どのような時でしたか?

アウトソーシング(モニタさんへの依頼)をしていると、本当の意味での管理はできません。ある程度、相手に任せることになります。1つの案件につき多い時で5~6人のモニタさんと向き合いますが、「納期に間に合わないです」と言われることもしばしば。なかには、連絡がないまま消えてしまう方も…。最終的にはモニタさんに直接電話しますが、基本的にやり取りはメールなので、反応がない場合は気をもむことが多いです。進行管理や対人関係については前職での経験が生かされていますが、やはり人を相手にする難しさは感じています。

そんな時は、予備で控えているモニタさんにお願いするか、クライアントと相談して納期を延ばすかを判断する必要も出てきます。

ポジティブで発言しやすい環境。時代の先を行く風通しの良い会社

Q. 福利厚生については、どのように思いますか?

一般的な制度はすべて整っているので、特に不満な点はありません。満足しています。自分だけでなく家族の誕生日なども半休がとれる「アニバーサリー休暇」があるので、家庭にやさしい企業ではないでしょうか。

Q. 現在の評価制度についてどう感じますか?

ちょうど私が入社した頃からの新しい制度と聞いています。正直、私自身、評価をされることに興味がありませんが…(笑)。項目が細かく設定されていて、四半期ごとと評価の回数が多い印象ですが、「自分のことをこう思う」という自発的なアピールを書くと、社長や人事担当の感想が一問一答で書かれてフィードバックされます。一問一答ですよ!すごく大変な作業のはずなのに、とてもありがたく感じています。それによって上司の考えや自分への期待度がわかるので、評価はともかく、良い機会だと思います。

 

Q. 上司はどんな人ですか?

「誰に対しても、とても気を使う人」です。リモートという環境が大きいと思いますが、主な連絡ツールであるチャットの返信は必ずあります(たとえ返信の必要がない場合でも)。基本的にポジティブで、「とりあえずやってみよう!」、「みんなでワイワイやろうぜ!」という感じが伝わってきます。

オンラインで会議をしていてもヤジがとても多く(笑)、「喋ろうよ!」という雰囲気が常にある感じです。大きい会社だと発言する立場の人を考えないと場が収まらないことが多々ありますが、こじんまりとしている会社なので、入社して1年足らずの私でも発言しやすい環境です。それぞれの立場を尊重している感が、仕事のやりやすさにつながっています。

Q. 今後どのようなことを会社に期待しますか?

正社員で完全リモートで働ける企業は、他にはありません!導入していてもリモートはせいぜい週1日、慣れてきたら週4日くらい、というところがほとんどです。そういう意味では、ポップインサイトの柔軟性に時代や国の制度がついてきていないと感じます。だから、経費精算などのやり方で、まだまだ改善が必要と思う部分は多いです。

また、裁量労働制で、10:00~19:00が一応決められている定時ではありますが、リモートで働く私たちの時間管理がきちんとされていないように感じています。いただく給料には満足していますが、リモート故に見えない部分をどう「見える化」していくかが、今後の会社発展のための課題ではないでしょうか。

ポップインサイトを一言で表すと

有能

社長が天才。そのカリスマの元に集まっている人も有能。他の社員も、ものすごく能力が高い。リモートでもきちんと自ら仕事をして、自分のことを発信できる人の集まりです。当たり前のことですが、それを当たり前にできているというのがすごいと思います。

自分の世界を広げながら、リサーチャとして成長していきたい

Q. 今後の目標を教えてください

これまで携わってきた仕事は、いずれも専門職でした。それに比べて、ポップインサイトは人数が少なく、様々なことを任されます。びっくりすることもあるけれど、自分の裁量によって動かせる仕事なので、やりがいを感じられます

ただ、作業自体まだ理解しきれていない部分があるのに加え、クライアントからイレギュラーな要望があった際に、うまく提案できない自分がいます。もっともっと成長し、様々な要望に対応し、判断できるリサーチャになりたいです。

社内で使っているチャットでは、違う案件のスレッドも見られる状態にあるので、そこにも目を通してアンテナを広げたり、経験を積んでいったりしようと思います。

Q. 入社を考えている人に、メッセージをお願いします

リモートで働けるというと、「家で仕事している=ラク」というイメージをもっている人が多いのではないでしょうか?そうした「ラクそうだから」という理由では選ばない方が良い会社です。家でやっているだけで、業務量は他の仕事と変わりません!逆に「一般的な仕事が家でできちゃう!」くらいの感覚です。

でも、リモートで働くことは、自分の世界を広げられます。時間の使い方や、家族とのコミュニケーションも大きく変わります!一回経験してみたら、やみつきになります!私はもう通勤スタイルには戻れません(笑)。

投稿日: 2018/11/15 更新日:
カテゴリ: