曖昧な言葉遣いが招くコミュニケーションの崩壊
「数分お待ちください」、「数分後に戻ります」、または「このダウンロードには数分かかります」というようなことを聞いたり読んだりしたとき、ほとんどの人がそれらの言葉にあいまいさを感じたことがあるでしょう。数分とは何分でしょうか? いつも同じ数字でしょうか? おそらく違うはずです。 同じように、コーヒー、タピオカミルクティー、アイスクリームやデザートのサイズを大・中・小から選ばないといけなかった経験はあ……
「数分お待ちください」、「数分後に戻ります」、または「このダウンロードには数分かかります」というようなことを聞いたり読んだりしたとき、ほとんどの人がそれらの言葉にあいまいさを感じたことがあるでしょう。数分とは何分でしょうか? いつも同じ数字でしょうか? おそらく違うはずです。 同じように、コーヒー、タピオカミルクティー、アイスクリームやデザートのサイズを大・中・小から選ばないといけなかった経験はあ……
UXデザインにおいて、ユーザーのインサイトを探るUXリサーチは不可欠です。現在好評連載中の「UXリサーチ最前線」ではポップインサイトの池田さんがUX MILK編集部の特派員として、前線で活躍されている現場の方にお話を伺い、UXリサーチの取り組み方や考え方のヒントを集めています。引き続き連載は続きますが、ここまでの記事をまとめてみました。 ブックを読む……
12月5日(木)に、「Ethical UX Meetup #3」を開催します。 「エシカルUX」を考える デジタルなサービスやプロダクトが世に溢れ、その社会的影響が語られる場面も増えてきました。サービスの倫理、道徳的側面。持続可能性、環境への影響。プライバシーやセキュリティ、人権の問題など。これらの責任は誰が取るべきなのでしょうか? 「Ethical(エシカル)」という言葉をご存知でしょうか。英……
トグルスイッチを使うべき場合と使うべきでない場合があります。デザイナーが誤った使い方をするとユーザーの混乱とイライラにつながります。使うべきタイミングを知るには、さまざまなタイプのトグルの状態や選択肢について理解する必要があります。 文脈上の状態 vs システムの状態 トグルスイッチとトグルボタンをデザイナーは混同しがちです。両方とも状態を管理しますが、トグルスイッチとトグルボタンには根本的な違い……
この記事は、米国Nielsen Norman Groupの許可のもと翻訳したものです。
元記事:The State of UX Agile Development
by Hoa Loranger and Page Laubheimer on February 5, 2017
近年の研究結果から、アジャイル開発プロセスにユーザー中心設計を取り入れることでUXが飛躍的に向上していることが明らかになりました。
アジャイル開発は、従来のウォーターフォール開発の様々な問題点を克服できる手法です。しかし、様々なチームでこのアジャイル開発とユーザー中心設計を両立させるためには、新たに発生する問題を解消する必要があります。
近年、アジャイル開発とユーザー中心設計を両立する方法を知るための調査を実施しました。この調査では、アジャイル開発とユーザー中心設計をうまく両立できたチームがどのようなテクニックを使っているか、に着目しました。
デザイナーであるということは極端な状況に対処する方法を学ぶことを意味します。頭がおかしくなるほど忙しく、精神的重圧に満ちた仕事がマラソンのように長く続く日があるかもしれません。クライアントが助けを求めてきたり、作ったものが壊れたり…大体想像はつくでしょう。この困難の連続が終わる日がくるのだろうかと思うような日です。 しかし、一方で何の動きもないまったく静かな日もあります。最初は少し休む時間ができて……
私たちが競争社会で人の目を引いて生き残るには、他の人よりさらに多くの努力が必要となります。これが現代の、オンラインというジャングルで生き抜くためのまず最初のルールです。ただし、それは必ずしも、何かを新しく作り直したり、人より多くのお金を持っていなければならないというわけではありません。 重要なのは、大きなアイデアを取り巻くすべてのあわただしさの中でも、細かい部分のディテールに目を向けているかという……
ゲリラでのユーザビリティテストは、強力なテクニックです。デザイナーであるMartin Belam氏は、このテクニックを「カフェや公共の場に1人でいる人たちに突撃し、彼らが数分間ウェブサイトを利用しているところを素早く撮影すること」と表現しています。「突撃」というほど激しくいくかはまずおいておいて、自分たちのチームがどのようにフィードバックを入手し、共有するかを含めた細かい部分に焦点を当てていきまし……
コンテンツデザインに欠けがちな要素として、検索意図(Search Intent)というものがあります。 SEOの話題に少しでも触れると、不快に感じる方もいるかもしれません。SEOばかり指摘するのは、自分のアジェンダを押し通し、うぬぼれた指標を追い、ユーザーニーズをまったく考慮しないスパムのようなものです。最悪の場合、SEOが優れたユーザー体験と完全に対立してしまうことさえあります。 しかし、必ずし……