リモートワーク・スタイル
ほぼ全社員が在宅ワークのポップインサイトが培ったリモートでの働き方のコツやノウハウ、事例を紹介!
リモートワーク社員事例

夫の転勤先について行きながら、正社員としてのキャリアを積める!

プロフィール:リサーチャ西 彩加さん

大学の経済学部を卒業後、防衛省に入省し、自衛隊が使う装備品の契約や購入など事務方の仕事に4年ほど携わる。結婚を機に転職を検討し始め、2017年9月に正社員として入社。高知県在住の完全リモートでリサーチャ業にあたる。

夫の転勤先について行きながら、正社員としてのキャリアを積める!

Q. 入社のきっかけは何ですか?

全国転勤が多い陸上自衛官の夫と結婚してから、一緒に暮らせていない状態が続いていました。そこで、一緒について行きながらできる仕事にチェンジしようと考え、「完全リモートで正社員」という形で職探しを始めました。エンジニア系など専門知識が必要なリモートの仕事はいくつか見つかったものの、私にはそういうスキルはありません。

「私にできるリモートでの仕事ってあるんだろうか」と思っていた中、見つけたのがポップインサイトのホームページです。「ここだったら専門知識がなくてもできそうだな」と感じ、まずは話を聞いてみようと応募しました。面談や筆記試験の後、前職を続けながらインターンという形で今の業務に近い内容に携わりました。そして7月末に前職を辞めて8月に高知に引越し、9月から正社員としてお世話になっています。

Q. 入社前後でギャップはありましたか?

前職ではクライアントという相手がおらず、やりとりすることがなかったので、基本的なところから仕事面でのギャップを感じていました。大規模な防衛省では何かを意思決定するにも常に時間がかかっていましたが、ポップインサイトはすごく人が少ないうえ、一人一人に与えられている裁量が大きいので、仕事がポンポン前に進んでいきます。その点もギャップでしたね。

また、初めてのリモートワークということで、社内コミュニケーションの基本となるチャットのやりとりに慣れず、言いたいことを簡潔にまとめるのに手こずったり、冗長な言い方をしてしまったり、レスのタイミングに悩んだり…最初は戸惑う部分が多かったです。

Q. リモートワーク全体の課題である「仕事とプライベートの切り分け」は、どうしていますか?

最初はできれば対面で仕事してほしいと言われていたので、入社してから1ヶ月だけは一時的に川崎に住んで、電車で出社していました。10月からは高知に戻り、完全リモートです。

リモートワークは、最初はちょっと周りを見ながら「これでいいのかな?」という感じでしたが、今は抵抗なく働けています。仕事の始まりは、雑談用の社内チャットで「おはようございます」と言ってから。個人のライフスタイルによって若干前後するものの、ポップインサイトはリモートでも定時に働く仕組みなので、私も基本的に平日の10:00~19:00は仕事モードに。パソコンやディスプレイ、プリンターだけ置いている仕事部屋を自宅に設けていて、仕事が終わったら部屋から出ます。そういう意味では、プライベートとうまく切り分けられているかなと思います。

ただ、特性上、モニタさんのお力添えあっての仕事です。調査の依頼は土日になることが多いので、休みの日でも細かい点を確認することがあります。月曜日に作業しても良いとは思いますが、困っているモニタさんがいれば早めに対応したいですし、問題点やトラブルの芽は早めに解決しておきたい性分なので。簡単なものであればスマホでできますし、パソコンが必要な時は仕事部屋に行きます。それによって調査の停滞を防げますし、月曜日の負荷が減る!というプラス思考で捉えているので、問題ないです。

Q. リモートワークの強み、メリットは何ですか?

夫と一緒に暮らせるようになったことが一番大きいです!これからどこに転勤になっても、私はパソコンとネット環境さえあれば、勤務地に左右されずどこでも正社員として仕事していくことができます。夫の転勤の先々で新たな仕事に就く必要がないので、培ったスキルを捨てることなく、キャリアや人間関係を途絶えさせることなく、勉強をどんどん積み重ねていけます

また、ポップインサイトは個人や家庭の事情に寛容なので、自分のライフスタイルに負荷をかけることなく仕事を進められる点もすごく良いと思っています。例えば、平日の夕方に仕事を抜けた場合、その分を夜や土日にやれる柔軟性をもたせてくれます。

Q. 逆に、リモートワークの難しさ、デメリットは何ですか?

対面で仕事していると、「ちょっと教えてもらってもいいですか?」など、すぐに聞くことができます。一方、リモートの場合はチャットでのやりとりが主なので、「誰にどんな聞き方をするか」を一度頭の中で考えるステップを踏むことになり、多かれ少なかれ時間がかかってしまいます

それに、目の前に同僚がいるわけではないので、「今、この人何しているんだろう」というのがお互いにわかりません。急ぎで確認したいことがあっても、返事がないと気を揉んでしまいがち…。私はリモートワークの環境を改善する社内プロジェクトに携わっていて、ちょうど「チャットの名前の後ろに今の自分の状況を書く」というのをお試しでやっているところです。このやり方でどう変わるか、これから検討を重ねて、どんどん環境を良くしていきたいです!

クライアントに役立つものを届ける!良い評価は皆で共有して喜ぶ

Q. リサーチャとして、どのような仕事をされていますか?

モニタさんにクライアントのサイトを使ってもらい、その動画を分析して、改善点や改善方針をレポートとしてクライアントに提供する、ユーザリサーチの仕事です。基本的には1ヶ月あたり3案件くらい抱えますが、(インタビュー時は)たまたま4つの案件を並行してやっている状態です。今回はそれぞれの納期のタイミングがずれていますが、重なると大変ですね。

仕事を進めるにあたって、箇条書きでわかりやすく質問したり、懸念点も記載して資料を確認してもらったり、社内のメンバーとはできるだけ簡潔にやりとりするように気をつけています。

クライアントに対しては、相手の状況に配慮しながら丁寧に対応し、事前に定めた納期よりも早めに納品できるように心がけています。

Q. 仕事をしていて楽しいと感じる時は、どのような時ですか?

納品した先のクライアントにアンケートに答えてもらうのですが、良い評価をいただけるとうれしく、「少しは会社の役に立っているのかな」と思うことができます。

このアンケートやクライアントからのメールについては、良い評価のものは早いタイミングで社内チャットで共有されます。それをメンバーが見て、皆で拍手の絵文字などを送り合っています。「仲間が良い評価をいただいたことを、皆で喜ぶ」というのは前職ではなかったので、新鮮ですし、すごく良い雰囲気だなと思います。

Q. 逆に大変だったという時は、どのような時でしたか?

ユーザリサーチにおいて、モニタさんの都合が悪くなると、調査の動画をうまく回収できません。そうした事態が起きないように、いつまでなら調査に参加してもらえるかなど、モニタさんの事情を考慮したり不安な面を解消したりしながら個別にやりとりするのが、頑張らなければならない大変なところです。クライアントの要望に応えながら、納期にいかに間に合わせるかです。

あとは自分の研鑽次第ですが、サイトの重要な課題を挙げながらどれだけ良い改善提案をしていけるか、レポートの中身を良くするために経験を積んでいかなければと思っています。特に私は全然違う業界から来たので、マーケティング業界の知識をもっともっと勉強する必要性を感じています。ポップインサイトに入るまでは全く知らなかった単語が飛び交っているので、その都度調べて確認するようにしています。

皆で同じ方向を向き、共に成長していける会社

Q. 福利厚生については、どのように思いますか?

想像していた以上に整っていると感じています。リモートで時間に融通を利かせてもらっているけれど、有給もあります。つい最近も人事の方に「土日に仕事した場合は、代休を申請してくださいね」と言われました。育児休業もありますし、近くの病院で行った健康診断の代金も清算してもらえるなど、いろいろな制度があってすごいと思います。満足度が高いので、特にリクエストはないですね。

Q. 現在の評価制度についてどう感じますか?

四半期に一度行われているので、これまで2回経験しました。前職にはなかったので、私にとっては新鮮な制度です。項目が多くて最初は戸惑いましたが、「考えて書く」というプロセスを経ることで、その四半期にどんなパフォーマンスができたのかを振り返る良い機会になっています。上司が評価してくれたものを自分が見るという経験もなかったので、最初はドキドキしました。自分がどのように評価されているかがわかり、次の四半期に生かしていこうと思えます。

Q. 上司はどんな人ですか?

前職は規模が大きかったので、上司の言うことは絶対!という雰囲気があり、それが当たり前でした。上司が責任をとるので、言われたことには従うという一方通行のコミュニケーション。

それに比べてポップインサイトには明確な上司がいないので、入社時は若干戸惑いました。リサーチャの場合は、束ねているマネージャが評価してくれますが、マネージャの言うことが絶対という感じはありません。いつでも相談にのってくれたり、仕事や社内の改善点について意見を交わしたりできる、話しやすくて心強い先輩という存在です。両方向に矢印が向いているイメージですね。2週間か3週間に1回は、通話ツールを使って30分くらいおしゃべりする機会があるので、うまく活用して、不安なことや困ったことを相談するようにしています。

Q. 今後どのようなことを会社に期待しますか?

ユーザリサーチのようなサービスを提供している企業は、日本にまだまだ少ないです。他社に比べても優れたものを提供できていると思うので、ユーザリサーチをもっと普及させ、今以上に影響を与えられるような会社になってほしいです。

最近は働き方改革が叫ばれていますが、そういう面ではポップインサイトはすごく進んでいて、良い例になる会社です。私のような転勤族のパートナーをもつ人や通勤が難しい人はたくさんいると思うので、「こんな働き方ありますよ」というのをもっと広めていけたらなと感じます。

ポップインサイトを一言でいうと?

「皆と一緒に成長していける会社」

これまで自分のスキルや得意・不得意については、あまり自問することなく仕事をしてきました。ポップインサイトに入ってそれを明確にしてもらってからは、目標をもちながら働けています。皆が一緒にブラッシュアップしていける環境としてはすごく良いです。

成熟しきった会社ではなく、これからどんどん成長していけるベンチャー企業なので、皆で同じ方向を向いて、会社を良くしていこうという雰囲気があります。そこに自分も身を置けていることが幸せです!!

一人前のリサーチャになり、家庭環境が変わっても働き続けたい

Q. 今後の目標を教えてください

リサーチャになって間もないので、まだまだ未熟…まずは、一人前のリサーチャになることが目標です!社内の勉強会で業界の知識をつけたり、実際の案件をどんどんこなしていったりして、より良い改善提案をしていきたいです。

将来像として、専門性を極めていく、マネージャのような感じで束ねていくなど、進路はいろいろあると人事の方には言われています。将来子どもができた時にも、この仕事を続けていけるように自己研鑽していきたいです。

Q. 入社を考えている人に、メッセージをお願いします

ポップインサイトは、柔軟な勤務体制でありながら、自分自身も成長できる環境です。会社ももっともっと成長していくと思うので、キャリアを途切れさせたくない人にも良いと思います。仕事もすごく面白いですし、メンバーもすごく優秀で良い方ばかり!完全リモートで正社員の仕事はほぼないと思うので、時間や場所の制約がある方には特におすすめしたいです。

 

 

ABOUT ME
池田朋弘
株式会社ポップインサイト代表取締役CEOおよび東証一部上場企業メンバーズ執行役員。4社の創業経験あり。 UXリサーチ、UI設計、グロースハック。リモートワークの取組で総務省テレワーク100選選出・NHKオイノコミア等の出演。早稲田大学→ビービット→現職。twitter.com/pop_ikeda