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ブログで学ぶUX

アイトラッキング調査を手軽に行う海外ツール

ニューヨークやロンドンに展開するコンサルティング会社、Conversion Rate Experts社が、UX(ユーザーエクスペリエンス)とCRO(Conversion rate optimization コンバージョン率最適化)のための27つのテクニックをまとめたインフォグラフィックを発表いたしました。

この記事は、Conversion Rate Experts社の許可の元、テクニック21について詳細に書かれた記事を翻訳したものです。元記事は、Techniques 20–22 of “Tools for UX and CRO: The Ultimate Guide for 2017”です。

アイトラッキングのユーザテスト活用

アイトラッキングは、ユーザーが何を見ているかを明らかにします。(出展:Tobipro

あなたのページにコンテンツがあったとしても、皆がそれを見ているというわけではありません。ユーザーがユーザーテストに参加している間、アイトラッキング装置を使用すると目の動きを追跡することができます。

ユーザーの視線は微妙な違いに影響されることがあります。この例では、女性の瞳だけが異なるものでしたが、右側のクリエイティブはシャンプーボトルをより見させることに成功しています。(出展:Bunnyfoot)

アイトラッキングは、ユーザーがWebページをどのように見ているかを理解するのに適しています。ページを閲覧したセッションデータは、ユーザーの目の動きをムービーに変換したり、ヒートマップやムーブマップのような静的なチャートとして表示したりすることもできます。

プロのアイトラッキングハードウェアは数千ドルのコストがかかります。しかし、LookTrackerでは、必要に応じてプロのアイトラッキングレポートを取得できます。LookTrackerのサービスは、過去に紹介したユーザーテストツールとよく似ています。EyesDecideは同様のサービスを提供していますが、ユーザーのWebカメラを介してアイトラッキングレポートが収集されます。

例えば、右側のページの見出しはより説得力があり、訪問者に内容を読むように促すことに成功しています。(出展:EyesDecide)

また、EyeQuantFeng Guでは、ページ要素のコントラストとレイアウトに基づいて、訪問者の視線を予測するアルゴリズムを使用しています。

アイトラッキングを用いた事例や利用価値について
アイトラッキングを用いた事例や利用価値については、Webマーケ現場での「アイトラッキング」の4つの価値の記事で詳しく解説しています。是非合わせてご覧いただけると幸いです。
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カテゴリ: ユーザーテスト、ユーザビリティテスト