【マンガ】検証なき仮説の恐怖…
ユーザーの生の声は怖い?本当に怖いのは・・・
あるデザイナーの方が言いました。
「ユーザーの声が正解とは限らないし、好き勝手言われるのもちょっとね」
一理あるように思います。では、実際に現場ではどのようなことが起こっているのでしょうか。
おっしゃる通り、ユーザーの声をそのまま鵜呑みにするのは危険です。好き勝手言われることも気持ちのいいことではないかもしれません。時にユーザーの声は制作者の心を挫きかねない怖いものでもあります・・・。
しかし、だからと言ってリニューアルアイデアや新商品コンセプトが、本当にユーザーにとって良い体験を提供できるサービス・プロダクトになっているかどうか、Google アナリティクスの数値や制作者の経験値だけで判断できるでしょうか?
ユーザーの声は直球であるが故に、デザイナーやディレクターが見過ごしてきた、またはメンバーが見て見ぬふりをした問題点を教えてくれます。
こうした直球ストレートの意見を受け止めるのは怖いことではあります。しかし、この「ユーザーの生の声」がないままリリースして大コケする・・・なんてことの方が何倍もの恐怖ではないでしょうか?
仮説を検証するためにユーザーの声を聴く
ユーザーテストで得られる生の声は、制作者目線の仮説を検証する上で非常に有益なものです。後々大きなコストをかけてやり直す前に、「仮説」→「プロトタイプ」→「ユーザーテスト」→「改善」というクイックなユーザーテストPDCAを回すことで、より効果的で低コストな検証が行えます。社内メンバーや家族、友人に試してもらう簡易ユーザーテストだけでも効果があるので、ぜひ仮説検証のためにユーザーテストを試してみてください。
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