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資産運用におけるユーザー心理とは?金融業界ユーザーテスト、インタビュー事例(1)

新型コロナウィルスの感染拡大以降、若い世代を中心に資産形成や資産運用についての関心が高まっています。代表的な資産運用として投資信託・株式投資・外貨預金・FX・ロボアドバイザー等があり、それにNISAやiDecoといった節税効果の高い制度も加わり、様々な選択肢とそれを運用する多くの金融機関が存在しています。

その中でユーザーはどのようにしてその金融商品に決めたのでしょうか?その答えはUXリサーチによって知ることができます。

本記事では、無料でダウンロードできる「どこでやる?資産運用~ユーザー心理を事例で解説~」より、前半部分をご紹介いたします。

資産運用におけるユーザー心理

実際に事例を交えながら「資産運用における、ユーザー心理について」ご説明していきます。

【情報収集】資産運用のカスタマージャーニー

まず、「資産運用における、ユーザーのカスタマージャーニー」を示したのがこちらの図になります。次の事例は「情報収集時」の事例についてご説明します。

投資信託検討者の情報収集時の体験における心理

資産運用といっても、株式投資や外貨預金(外貨預金)、FX、仮想通貨など様々な商品があります。

今回はその商品の中でも近年購入者が増えてきている、投資信託の事例にお話しします。

まず、こちらの事例の調査目的は、「投資信託検討者の情報収集時の体験における心理」になります。

この調査で明らかにしたかったものとして

「投資信託検討者の情報収集体験におけるユーザー心理を把握し、検索結果のタイトルやディスクリプションなどのサイトの改善につなげる」ことです。

実際には、対象ユーザーを複数名リクルーティングし、それぞれのユーザーに対して実際の検索時の行動をみせてもらいながら、インタビューを行いました。

この調査を通して明らかになったことは大きく分けて3つありました

▼1:定性調査において、タイトル・ディスクリプションでどのようなワードにユーザーが惹かれるのか、ワードの候補を確認できました。

▼2:ディスクリプションを参考にして金融機関サイトに流入する際、期待に合うサイトと感じられるよう、ディスクリプションとサイト内の検索結果一覧でギャップを生まないことが重要とわかりました。

▼3:ユーザーテストにおいてはサイトへのアクセス時、そもそもの投資信託の概要や自分に合った商品(NISA・つみたてNISAなど)の探しやすさが重要なことや、リスクの明記やその金融機関でのメリットなど誠実な印象を与えることが重要であることとわかりました。

【比較・検討、購入】資産運用のカスタマージャーニー

続いての事例については、ジャーニーの中の「比較検討をする」「商品を購入する」というプロセスに焦点を当てた事例をご紹介します。

事例1:外貨預金サイトのリニューアルにむけて、ユーザーテストを実施し、現状の課題を明らかにする

こちらは外貨預金のページについて、リニューアルに向けて事前にユーザーテストを行い、「リニューアル前のページの、どこに課題があるのか」を明らかにするために行いました。

この調査を通して明らかになったことは、大きく分けて4つありました

▼1:金融機関サイト内から外貨預金の知りたい情報をスムーズに得られないという現状の課題が見えてきました。

▼2:外貨預金をする際に重視する項目、例えば、手数料、通貨の選び方、手続きの仕方、運用方法などを知りたいという、ユーザーの思考に対して、現状のサイトは情報不足の点があったということです。

▼3:シミュレーションがどこから行えるか、手数料の記載が分かりづらく、メリットを記載している内容がユーザーにとってはメリットと感じにくいといった課題が見られました。

▼4:申込フォームにおいては入力例がないために、入力しづらいといった課題が見られました。

事例2:投資信託サイトのリニューアルにむけて、ユーザーテストを実施し、現状の課題を明らかにする

続いては、投資信託のページに関してのユーザーテストで明らかになったことです。

こちらで明らかになったことは、大きく分けて2つありました。

▼1:未経験者と経験者ごとに知りたい情報が異なるため、それぞれページを分けなければならないという現状の課題が見えてきました。

▼2:ページに書かれている内容は理解しやすい一方で、どれがタップ(クリック)出来るのか分かりづらく、ページ内の回遊がしづらいといった課題が見られました。

ここまでは、現行サイトにおけるユーザーテストの事例をご紹介させていただきました。

アプリから資産運用を誘導するためのプロトタイプ調査 ほか

(目次)

・アプリから資産運用を誘導するためのプロトタイプ調査
・資産運用の定量調査事例1
・資産運用の定量調査事例2
・インタビュー例
・資産運用あるある~最低限ここは気を付けましょう


後半の内容については、次の記事でご紹介しますが、無料でダウンロードできる「どこでやる?資産運用~ユーザー心理を事例で解説~」に全ての情報が掲載しておりますので、ぜひ、ダウンロードしてご覧ください。

【無料Ebookダウンロード】どこでやる?資産運用~ユーザー心理を事例で解説~

ユーザーはどのようにしてその金融商品に決めたのでしょうか?なぜその商品に行き着いたのかをインタビューで深掘りした事例などをご紹介します。