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ブログで学ぶUX

カテゴリ: UX/UIデザインの記事

【UXの迷信】ユーザーは最適な選択をする?

「ページをざっと読んだだけで、欲しい情報を見つけられた!」ユーザーがWebサイトを閲覧する時、そんな状態が理想ですよね。しかし、調査によるとなかなかそうはいかないようです。いくつかのユーザビリティテストでは、人々は最初に目に留まった、それなりに合理性があるものを(たとえ、実際は間違っていたとしても)選んでしまう傾向にあるということが証明されています。つまり、ユーザーは自分の目的に少しでも関連があり……

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サービスを成功に導くたった1つの質問とは

スポーツのライブを楽しむiOSアプリPlayer!にてグロースハッカーをしているabe-peroriと申します。昨年、Player!がApp Store Best of 2015に選ばれたことを機に、様々な方から「サービスがうまくいってないんですよ」といった相談を受ける機会が増えてきました。一言でサービスがうまくいかないとは言うものの、 ・サービスの認知があまり広がらない ・ユーザーの登録があまり……

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【UXの迷信】シンプルなUI=ミニマルなUI?

最先端で優れたプロダクトデザインの実現の鍵となるのがシンプルさです。しかし、シンプルさはよくミニマルさと混同されます。実際には、一見シンプルでミニマルな(最小限の)プロダクトUIが複雑性を隠し持っていることも多いのです。単純化を目的としたデザイン決定は、より多くの摩擦や認知的負荷を引き起こしやすく、より複雑なユーザーエクスペリエンスをもたらすことがあります。テキストラベルのないアイコンはわかりにく……

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300円でアイデアが「あり」か「なし」かを判断する方法

「このアイデアはキ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!」 と、トイレにこもっていたあなたは革命的なアイデアをひらめきます。このアイデアを形にして世の中に出せば、世の中がガラッと変わる未来が見えると、あなたは興奮にふるえています。しかしながら、リーンスタートアップの思想を学んでいるあなたは、きっとこう思うでしょう。 「冷静になろう。このアイデアは思い込みかもしれないから、し……

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スタートアップでゲリラUXをするときに役立つ3つのヒント

スタートアップを立ち上げることやスタートアップで働くことは、今日では大きなトレンドと言えます。シリコンバレーからシリコンアレーまで、数々のスタートアップアクセラレータープログラムがグローバル規模で拡散し、誰からも指図されないことが現代社会の規範的なゴールであるかのように見えます。確かにその熱意は非常に魅力的ですが、成功への道のりは険しく、残念ながら多くのスタートアップは成功しません。 「スタート……

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【UXの迷信】サイト内はどこでも3クリック以内でアクセスできるべき?

ユーザビリティのテストを行う際、サイト内のすべてのページは3クリック以内に遷移できなければならないという「3クリックルール」を突きつけられることがあります。ところが、一般的に論じられているそのルールとは裏腹に、3回のクリックで望む情報が見つからなかったらユーザーはサイトを去る、ということはありません。実際に、必要なクリック回数はユーザーの満足度にも成功率にも影響しません。クリックの回数が少ないこと……

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Webサイトをリニューアルするときに気をつけるべき10のこと

UXは、その存在を気づかせないときに成功したと言えます。Webサイトのデザインが流れるように直観的になされていて、訪問者が不満を感じることなく情報を見つけることができれば、成功です。UXこそがWebサイトのリデザイン、リフレッシュのすべてです。Webサイトがださくてうまくナビゲーションできていなければ、せっかくのコンテンツの品質、グラフィックデザインの美しさや企業の評判も意味をなしません。[cap……

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【UXの迷信】ユーザーニーズは本人たちに聞くのがベスト?

New Cokeやアーロンチェアなどが歴史的なリサーチに失敗してきたにも関わらず、いまだに多くの企業がWebサイトやサービスにどんな変化を望むのかクライアントにアンケートを取り、それに頼りきっています。未来の行動に関して人に訊くと、人は自信ありげに間違った予測を語りがちです。新しくて慣れないデザインの場合にはなおさらでしょう。「何かを使用することを想像してみること」と「実際に使うこと」は全く異なる……

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コンテンツマーケティングで陥りがちな落とし穴

昨年、私のクライアントがB2Bのコンテンツマーケティング案件を持ってVelocity Partnersに来訪しました。既存ユーザー向けの素晴らしい(そして無料の)ソフトのマーケティング案件です。Velocity Partnersはソフトの解説としてeBookを2冊作成し、クライアントのサイトでビジュアル広告を流し、クライアントのリストに営業メールを送り、評価基準としてソフトのダウンロード数を調べま……

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【UXの迷信】ネット記事だって「ちゃんと」読まれているはず?

通常、ユーザーがインターネット上のテキストを一言一句丁寧に読むということは、よほどコンテンツに興味がある場合以外、ありえません。ほとんどの場合、ハイライトされたキーワードや、意味あり気な見出し、短い段落やリストにざっと目を通す程度です。自分が探し求めている情報を探すのに必死で、それ以外の関係ない情報は全部飛ばしてしまいます。ですから、簡単に飛ばし読みできなさそうな文章や、ユーザーにとって無関係そう……

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