UXデザイナーからUXコンサルタントへのキャリアチェンジ
UXデザイナーがキャリアを進むにしたがって、新たな挑戦を目指すようになるのは自然なことです。 成長する機会を追い続けることで、デザイナーは専門分野に精通し、利発でいることができます。毎日UXデザインのタスクをこなす地位から、スケールの大きな問題解決に焦点を当てる役割に移ることも考えられるでしょう。 会社の視点からみれば、デザイナーは「UX統括責任者」とか「UXディレクター」といった肩書をもつリーダ……
UXデザイナーがキャリアを進むにしたがって、新たな挑戦を目指すようになるのは自然なことです。 成長する機会を追い続けることで、デザイナーは専門分野に精通し、利発でいることができます。毎日UXデザインのタスクをこなす地位から、スケールの大きな問題解決に焦点を当てる役割に移ることも考えられるでしょう。 会社の視点からみれば、デザイナーは「UX統括責任者」とか「UXディレクター」といった肩書をもつリーダ……
アプリケーションをデザインする際、ほとんどのデザイナーはコンテンツページには労力を費やしますが、登録フォームは見過ごしがちです。ユーザーが辿り着くのは、視覚的に魅力がなく、無味で事務的なフォームです。白いバックグラウンド、まっさらなテキストフィールド、煩雑な文章、不快な黒のアウトラインがあちこちに散らばった、登録のモチベーションを掻き立てないフォームです。もしあなたのフォームがそんな状態であれば、……
私はイギリスのケンブリッジ付近の小さな村に住んでいます。私の村には、以下の写真のような小さな環状交差点(ラウンドアバウト)がたくさんあります。馴染みのない人々に説明すると、環状交差点は、通常の交差点よりも安全で、効率的な交通循環につながるとされる環状の交差点です(環状交差点はイギリスの素晴らしい発明の1つです)。運転者は、すでに環状交差点にいる車両には道を譲ってから、自分たちの望む分岐点まで円の周……
近年、多様な問題がデジタルプロダクトによって引き起こされ、UXデザインという観点から、エシカル(倫理的)な考慮は避けて通れません。 この連載「それぞれのエシカル」では、エシカルデザインに関心をもつクリエイターに焦点を当て、それぞれの観点でのエシカルに迫ります。 今回はデジタルプロダクトスタジオustwo London ltd.のリードプロダクトデザイナーの中村麻由さんに日々意識しているエシカルなこ……
モバイルでの広告は多くのアプリのマネタイズ戦略の一部となっています。しかし、モバイルにおける広告にはいいものもあれば悪いものもあります。あなたがもしアプリの提供者ならば、「広告がひどい」と文句をいっている次のようなレビューには出くわしたくないでしょう。 [caption id="attachment_90147" align="aligncenter" width="750"] 出典:Google……
デザイナーの仕事の構造と背景の根本的な考え方として、私たちは自分が作りたい要素のことばかり考えてしまい、グリッドの有効性を看過してしまいがちです。多くの伝統的なアーティストは今でも、まずは縦横に薄い線を引いてから作品を描いています。作業環境を最大限に活用し、より精確に制作するため、デザイナーにもこれに対応するツールがあります。それが、グリッドシステムです。 グリッドの由来 統制の取れたデザインを作……
「優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」 Pablo Picasso氏 私は自分をPablo Picasso氏のような偉大な芸術家と評するつもりはありません。それどころか、優れた芸術家と言うのもはばかられます。 しかし、私もまた、多くの作品を制作した盗人です。念のため付け加えますが、銀行強盗や空き巣といった悪い方法ではなく、よいデザインを盗むのが好きなのです。私は収集家みたいなもので、さまざ……
私たちデジタルの専門家は、自分たちがなにをする必要があるかは理解していますが、他人を説得するのは苦手もしれません。この記事では、私が見つけた他人を説得させる効果的な技術をいくつか紹介します。 仕事をするためには、同僚や経営陣、ステークホルダーを味方につける必要があります。簡単に例を挙げるだけでも、以下のような事態が発生し得るでしょう。 デザインの承認を得る サイトのリデザインを承認するよう経……
プロダクトデザイナーは、短期間に多くの情報を表示してしまうことがよくあります。「スキャナビリティ(読み取りやすさ)」という言葉の意味や、一般的な視線の動きのパターン、そして現代のデザイン原則を理解していれば、消費しやすいコンテンツと、魅力的なUIをつくることができるでしょう。 インターネットの世界は日々新たなアプリ、Webサイト、記事などが現れて広がっていきます。溢れかえるコンテンツから自分に関係……
私が出会う内製のデジタルチームの多くはプロジェクトの優先順位をコロコロと変えることで、まるでいつも消火活動に当たっているかのように忙しくしています。こんな状態ではいけませんので、その解決法をお教えしたいと思います。 このような問題は誰もが経験したことがあると思います。チームが急遽今週やらねばならなくなった仕事や、プロジェクト以外の仕事はすべて放っておけと主張するようなシニアマネージャーなど…。 プ……