ケーススタディ:ESPNのファンタジーフットボールアプリ
このケーススタディシリーズでは、すぐれたユーザー体験を持つアプリDuolingoとBumbleについて調べてきました。プラットフォームに欠陥がなかったわけではありませんが、両アプリは調査の結果、プラスの評価を得ました。 今日のテーマはそれとは違う話です。 ナショナルフットボールリーグ(NFL)のシーズンが開幕すると同時に、約3200万人のアメリカ人にとってはファンタジーフットボール(編注:フッ……
このケーススタディシリーズでは、すぐれたユーザー体験を持つアプリDuolingoとBumbleについて調べてきました。プラットフォームに欠陥がなかったわけではありませんが、両アプリは調査の結果、プラスの評価を得ました。 今日のテーマはそれとは違う話です。 ナショナルフットボールリーグ(NFL)のシーズンが開幕すると同時に、約3200万人のアメリカ人にとってはファンタジーフットボール(編注:フッ……
私は、新聞記者として自分のキャリアを始め、亡命中のチベットの首相から街頭の人々まで、何百ものテーマのインタビューを行ってきました。インタビューを通して新たな視点や立場を発見し、考え方が大きく変わったこともあります。 そして、比較的近年に登場した仕事であるWebデザインとUXデザインにおいても、新聞記者と同じインタビュースキルが役立つとわかったのは嬉しい驚きでした。人々にとって役立つ製品を作りたいと……
プロダクトにユーザーを登録させることは大変です。たくさんの時間、エネルギー、費用が必要なのにもかかわらず、最初の体験の直後に、苦労して得たユーザーの大部分を失ってしまうプロダクトが山ほどあります。Andrew Chen氏の調査では、以下ようなことがわかりました。 平均的なアプリは、インストールしてから最初の3日間でデイリーアクティブユーザーの77%を失う。 企業は新規ユーザー獲得のために多大な……
UXとUIの定義についての論争は、その2つの言葉が現れて以来ずっと続いています。UXはUser Experience(ユーザー体験)、UIはUser Interface(ユーザーインターフェイス)を表しています。 さっぱりわからないですか? これを理解できる瞬間はおそらくこないでしょう。エンドユーザーへのインターフェイスがユーザー体験に対してどのように影響を与えるかわかるでしょうか? また、UXと……
UXとは何でしょう? 多くの人は、UXとは製品がどのように機能するかというユーザビリティのことを指すと思いがちです。しかし、UXは「有用性」より、「使用感」が全てなのです。ユーザビリティに加えて感情的な関係性を考慮することで、満足のいくUXを作り上げることができるのです。 UXは、ユーザビリティではなく感情的なもの。 「楽しい(Delight)」という言葉は、製品を使う上で心地よいと感じる瞬間……
この記事を読んでいるならば、すでにプロトタイピングのポテンシャルの高さを知っていることでしょう。 しかし、プロトタイプについて誤解している人はあまりに多く見受けられます。プロトタイプが企業のカルチャーや時代遅れの技術、政治によって制約されてしまうことも多々あります。その結果、製品がどれほど優れたユーザー体験になり得たのか、誰も知ることができなくなるのです。 プロトタイピングは、完成品に向けて何度も……
フォームフィールドで便利な情報を表示する際には、どのようなインターフェイスを使うべきでしょうか? 答えはツールチップです。フィールドのラベルよりも明確に情報を伝える必要があるとき、フォームフィールドにはツールチップが必要です。 たとえば、フォームのラベルがユーザーに馴染みのないわかりにくい用語のときが挙げられます。また、通常より個人的な情報を聞く際に、なぜその情報が必要なのか説明するときにも配置す……
プロトタイピングツールは、今やWebサイトやアプリ開発のプロセスに欠かせない重要なツールです。しかし、数多くリリースされているプロトタイピングツールの中からどれを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、UXコンサルやユーザリサーチを手がけるポップインサイトが、今おさえておくべきプロトタイピングツールを厳選してご紹介。あなたのニーズに合ったプロトタイピングツール選びをお手伝いいたします。
私が担当したあるクライアントのWebサイトはめちゃくちゃでした。 クライアントの組織が変わるたびに、Webサイトも拡張に拡張を重ねてきましたが、無駄なリンクの削除や整理整頓はまったくされていませんでした。新しいプロジェクトが始まるときは、新しいセクションを追加するだけでした。 私は11のセクションに分かれた新しいサイトマップを作って、クライアントに提案しました。すると、彼らはいくつか漏れていると言……
デザイナーがデザインスクールを卒業して社会の荒波に揉まれると、自分が非常に苦しい状況におちいっていると気づくことがあります。新しいクライアントを引き受ける際は、相手をできる限り慎重に見定めるべきだと学校の先生が警告してくれたかもしれません。あるいは、真逆のことを教わって、それが嘘だと知っていたかもしれません。それでもデザイナーは、新人の頃に予想していた以上に現実の厳しさを思い知ることになるのです。……