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今月のUX情報:2022年5月

海外や国内のUX関連の記事や情報を定期的にお届けしています。

パーソナライゼーションの5つのレベル

▼記事要旨
いまやエンゲージメント、顧客維持率の向上、新規顧客獲得のための強力なツールであるパーソナライゼーション。パーソナライゼーションには5つのレベルがあります。

レベル1はコピーライティングと画像とアイコン、レベル2はユーザーシグナルの把握、レベル3はコンテンツベースフィルタリング、レベル4は協調フィルタリング、レベル5は「バンディット」モデルです。
レベル1ではユーザーの誕生日や季節に合った画像を表示、レベル2ではユーザーの位置情報やデバイス、ブラウザに加えユーザーがInstagramで「いいね!」したかなどユーザーアクションの把握、レベル3ではユーザーが閲覧しているコンテンツに類似したコンテンツを表示、レベル4では同じような嗜好をもつユーザーが閲覧したコンテンツを提示、レベル5ではバンディットアルゴリズムを活用した推薦システムによりユーザーの行動変化を検出しコンテキストや時間を意識した提案ができるようになります。

引用元記事はこちら(英文):5 levels of product personalization: an intro to recommender systems

UXをレベルアップするためのフィンテックにおけるゲーミフィケーション

▼記事要旨
ゲーミフィケーションとはゲームの仕組みをゲーム以外の製品に応用することです。近年のゲーミフィケーションはフィンテックアプリで大きな効果、例えばより高いコンバージョン率(最大700%)、ユーザーの財政状態の改善、ユーザーエンゲージメントとロイヤリティ向上をもたらしています。

フィンテックアプリのゲーミフィケーション手法をうまく機能させる方法は、4つあります。ユーザーにアバターを与えること、イラストやアニメーションを使用してオンボーディングプロセスと教育コンテンツをゲーム化すること、ユーザーにポイントなど報酬を与えること、そして適切な課題を設定してアプリ内でチャレンジさせることです。

引用元記事はこちら(英文):Play-to-Pay Experience: Fintech Gamification Practices To Level Up Your UX

Spotifyが従うUXの7つの法則

▼記事要旨
世界的音楽ストリーミングサービスSpotifyが従っている7つのUXとは。

1:ヤコブの法則(ユーザーは多くの時間をほかのアプリに費やしている、ウェブサイトのコアデザインを他アプリと同じにする)、2:美的ユーザビリティ効果(ユーザーは見た目に美しいデザインを使いやすいと感じる)、3:ミラーの法則(平均的なユーザーは7つのアイテムしか記憶できないためユーザーに提示するオプションを限定する)、4:フィッツの法則(ターゲットに到達する時間はターゲットまでの距離とターゲットの大きさに比例するためSpotifyは片手でアクセスできる多くのボタンを配置している)、5:近接の法則(ユーザーは近接しているオブジェクトはグループ化する傾向があるためUIは要素をバンドルし違うカテゴリーは空間を利用し区別している)、6:類似性の法則(同様のデザインをグループとして認識するためアーティストのプロフィールは丸など形を指定してカテゴリーを提示している)、7:共通領域の法則(ユーザーは定義された領域内をグループ化する傾向があるため通知やヒントはほかのUIデザインから分離して表示している)。

引用元記事はこちら(英文):7 Laws of UX that Spotify Follows

UXリサーチで自動文字おこしツールを使うべき理由

State of User Research Report2021によるとリサーチャーの65%がセッションに自動文字おこしを利用しており、割合は上昇傾向にあります。UXリサーチでは2つの理由から自動文字おこしが推奨されます。

まず、速記はバイアスがかかるためです。人間の脳は短期記憶として7つの項目を覚えることができますが、それらはおよそ20秒でメモリから消えます。速記では参加者が言うことすべてに注意することは不可能で速記された内容はバイアスがかかっている可能性があります。もう1つの理由はその場でメモをとることはセッション中の会話の流れを阻害していまうからです。これを避けるためには、音声録画、プロの速記者へ依頼もありますが、安価で最速の方法としてAdobePremiereProによる自動文字おこしを推奨しています。

引用元記事はこちら(英文):Why transcripts are key to better research sessions

【UXイベント紹介】Quant UX Con 2022年6月8、9日開催

定量UXリサーチャー、UXデータサイエンティストなど定量UXに興味のあるすべての人のための、2日間のサミット「Quant UX Con」が開催されます。
オンライン参加者の登録は、開催日の10日前まで受け付けています。
Quant UX Con/2022年6月8日、9日
イベントページ:https://sites.google.com/view/quantuxcon2022/home

UXのヒント:コンバージョン率を上げるためのカスタマーレビューの特集

オンライン買い物客の99.9%は、何を購入するか決定する際オンラインレビューを読みます。

オンラインでは商品に触れて調査することができないため、顧客のレビューを読むことは購入前に製品を理解するのに役立つ方法だからです。コンバージョン率を上げるためのカスタマーレビューに関して10のUXヒントを紹介します。
1:一番レビューで評価が高い商品を簡単に見つけられるようにする。 2:商品リストに評価を含めて表示する。3:星による評価だけでなくレビュー数も表示する。4:評価と価格情報を近くに配置する。 5:レビューセクションに移動するためにショートカットを提供する 。6:レビューに製品のスナップショットを含める。 7:検索、フィルター、並べ替えなどオプションを用意しユーザーが自分の関心がある情報を入手しやすくする。8:ユーザーからの写真やビデオを含める。9:レビューしたユーザーに関する情報(レビュー日、購入場所、製品オプションなど)を含める。10:ほかのユーザーからのレビューの有効性評価を許可する。

引用元記事はこちら(英文):UX tips: Featuring customer reviews to increase conversion rates

2022年の16のトップデザイントレンド

2022年の16のトップデザイントレンドを紹介。

1:3D効果。2:短くシンプルな会話型のコピーライティング。3:人工知能の適用。4:フォームの簡略化。5:ダークモード。6:モバイルファーストデザイン。7:オンラインチャット。8:モーションデザイン。9:ページの読み込み速度上昇。10:パーソナライズ。11:プライバシーポリシーの実装。12:プライバシーステートメントの表示。13:レトロなデザイン(90年代風)。14:リアルな写真。15:UIデザインの簡略化。16:音声ユーザーインターフェイス(VUI)。

引用元記事はこちら(英文):16 Top Design Trends for 2022

UXリサーチャーが必要とされる注目の産業

ユーザー中心の考え方で組織をリードするため、すべてのセクターでUXリサーチャーの需要が高まっていますが、特に顕著なのは、以下の10個の産業です。

1:暗号通貨と分散型ファイナンス。2:交通。3:宇宙。4:グリーンテック。5:サイバーセキュリティ。6:AIとロボット工学。7:生物医学とヘルスケア。8:貿易。9:エンターテイメント。10:Web 3(分散型インターネット)。

引用元記事はこちら(英文):UXR Futures: Up and Coming Industries Where User Researchers are Needed

投稿日: 2022/05/12 更新日:
カテゴリ: UXリサーチ, UXリサーチ, 海外最新記事・UXを学ぶ