荒れる庭には手入れが必要
あるとき、私は顧客に対して自分の発見についてプレゼンテーションをしていました。彼らは素晴らしい企業で、社員や社風もきちんとしていましたが、私がのちに「kudzu IA*」と呼ぶようになった、ある問題を抱えていたのです。 *編注:誤解を避けるため、原文のままの英語表記とさせていただいております Kudzu=葛(クズ)というのは、アメリカ南部をその文字の通り「飲み込んだ」と言われる雑草のことを言います……
あるとき、私は顧客に対して自分の発見についてプレゼンテーションをしていました。彼らは素晴らしい企業で、社員や社風もきちんとしていましたが、私がのちに「kudzu IA*」と呼ぶようになった、ある問題を抱えていたのです。 *編注:誤解を避けるため、原文のままの英語表記とさせていただいております Kudzu=葛(クズ)というのは、アメリカ南部をその文字の通り「飲み込んだ」と言われる雑草のことを言います……
スクロールはWebサイトのきわめて基本的な機能です。しかし、基本的な要素であっても、スクロールはユーザーにとって便利な機能にも、ユーザーを苛立たせ、競合サイトに移動させてしまう原因にもなり得ます。 Webサイトの中には、ページを最下部までスクロールすると、スクロールバーが中央の位置に戻ってコンテンツが下に読み込まれ続ける、「無限」スクロールを実装しているものもあります。このようなスクロール機能は一……
フォントの選び方ひとつで、デザインの仕上がりが良くも悪くもなることは誰もが知っています。それ以上に、ネット上にはフォントがデザインの中心的な要素となっているケースが数多く見受けられます。あちらこちらに多くのフォントが散らばっているので、あるデザインに使われているフォントを特定することは簡単ではありません。 幸いなことにフォントを特定するのに役立つツールがいくつか公開されており、この記事ではその中で……
市場ベースの調査レポートによると、80%の企業が「優れた」顧客体験を提供していると考えています。ただし、顧客側に聞いてみると、この事実に同意したのはわずか8%でした。これを「デリバリーギャップ(提供する側と提供される側とのずれ)」と呼ぶことができます。 さて、WebデザインにおけるCX(顧客体験)について詳しく説明していきますが、その前に、UX(ユーザー体験)とCXの混乱を整理しましょう。UXとC……
UXデザインにあたり、わかっていそうで実は全てを正確に理解することは難しい「ユーザーの心理」。そのうえ、アジャイル(=素早く)開発と並走していくにはどうしたらよいのか悩んでいる担当者も多いと思います。
HCD-Net認定 人間中心設計専門家の羽山 祥樹さんにご登壇いただいたオンラインセミナーでは、明日からできる、すばやくUXデザインのプロセスを回す方法についてたっぷりお話いただきました。是非ご参考下さい。
これまで私はユーザーインタビューに関するいろいろな記事を読みましたが、そのほとんどが通常では考えられないような多くの時間と費用がかかる、恐ろしくやる気を削ぐような記事ばかりでした。ですから、この記事ではより実用的なアプローチを採用したいと思います。 ユーザーインタビューの話を始める前に、私の大好きな「自分語り」をさせてください。 私についての事実を6つお伝えしたいと思います。 私は47歳……
元記事:”How To Run Research In Agile Sprints”(eBook)より抜粋
米国UserZoom社より承諾を得て翻訳
これまで「UXリサーチ」は、主に事業立ち上げやリニューアルなど「大きな意思決定」をともなう場面で実施されるものでした。
一方、近年注目を浴びている「アジャイル型UXリサーチ」は、企画・設計・調査・分析にあまり時間をかけずクイックに回すリサーチ手法で、スピードの早い開発サイクルに合わせてユーザ理解を実現できる、という大きなメリットがあります。
本記事では、米国UserZoom社発行の“How to Run Research In Agile Sprints”より抜粋し、「アジャイル型UXリサーチ」を実施するメリットと実際の運用方法をご紹介します。
Steve Jobs氏がかつてこう言いました。 デザインにとっては、どう見えるか、どう感じられるかだけではなく、どのように機能するかが重要なのです。 業界の偉大な先人たちは、デザインがいかに機能的であるべきか、良いユーザビリティを持つべきかについて語ってきましたが、それでもなお、デザインは開発プロセスの中の見た目に関わる部分のみが扱われていました。 その論争全体を置いておくとしても、デザインの……