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ブログで学ぶUX

インバウンドのカスタマージャーニーマップ~観光客は何しにニッポンへ?~

2020年5月29日追記:
本稿でご紹介しているカスタマジャーニーマップは「Beforeコロナ」の価値観で作成されたものです。

2020年の東京オリンピック開催を間近に控え、訪日外国人観光客は増加の一途をたどっています。
東京、大阪、名古屋といった大都市だけでなく、地方都市の思いがけない場所を訪れる外国人観光客の姿をニュースなどで見聞きすることも増えたのではないでしょうか。

近年では、欧米だけでなくアジア諸外国からの観光客も増加。特にタイは、日本への観光客が毎年2桁で増加している国のひとつです。
(出典:日本政府観光局 訪日外客数資料

そこで今回は、タイ人が日本に興味を持った時点から、目的地や渡航方法を決める旅行を計画し実際に旅を楽しんだ帰国後までのジャーニーマップを作成しました。

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サポートチケットをユーザーに強制するのはやめよう

サポートチケットシステムを好きな人がいるでしょうか。チケットを扱うサポート担当者からチケットを提出する顧客まで、皆が皆反感を持ちながら使っています。結局のところサポートチケットシステムは対応が遅く、融通がきかず、非人間的なのです。前時代的な手間のかかるコミュニケーション、すなわち無個性でよそよそしいサポートの代表です。なぜいまだに使っているのでしょう? 実は即時支援に慣れたユーザーの数が増えていま……

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Webサイトのフッターをあなどってはいけない

Webサイトのフッターは、想像以上にユーザー体験に効果的です。しかし、Webデザイン代理店の多くが、フッターのデザインをプロセスの最後に回していて、フッターの潜在能力を存分に活かしきれていません。 このような会社は重大な機会を見逃しています。フッターは手早く貼ればいいバンパーステッカーではなく、UXの安全策です。ユーザーがページの下までスクロールしても探したい情報が見つからないとき、フッターは安全……

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ユーザーのメンタルモデルを理解して、情報設計の改善を図る

企業が顧客よりも自社商品の理解度が高いのは当然です。そこで働く人たちは、毎週40時間以上も商品の詳細や問題対策に打ち込んでいるため、ほかの一般人よりも詳しくなるはずです。 これはとても素晴らしいことです。こうして彼らは専門家になります。 しかし、彼らは商品を製品化するときに「盲点」も生み出します。業界固有の知識は、会議や製造現場ではとても役に立ちますが、顧客には通用せず困惑させる結果を招いてしまう……

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【東京】渋谷のデザインカンファレンス「Design Scramble 2019」にて「UX居酒屋 in 改良湯」開催決定

10/12(土)に開催されるデザインカンファレンス「Design Scramble 2019」内で「UX居酒屋 in 改良湯」を開催します。 UX居酒屋とは 「UX居酒屋」はUX MILKが主催しているデザインについてお酒を飲みながらゆるくフランクにディスカッションができる、その名の通り「居酒屋スタイル」の交流会です(ノンアルコールドリンクもご用意しています) 。各エリアで決まったテーマが用意され……

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Don Norman氏によるデザインにおける3つのレベル

人間の心の中には感情を司る領域が数多くあり、それらの領域が集まって感情系を構成しています。 Don Norman氏は、互いに異なっているが相互に連結している3つのレベルから感情系が成り立っており、それぞれのレベルが人間の体験に特定の方法で影響を及ぼしているということを提唱しています。その3つのレベルとは、本能、行動、内省です。 本能レベルとは、心に深く根付いた無意識的でほとんど動物的な人間の特質で……

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「転職」のカスタマージャーニーマップ ユーザリサーチで裏打ちされた「現職に不満を持つ30代」のジャーニーとは?

マーケティング戦略の策定において、カスタマージャーニーマップが重要であることはもはや常識です。

しかしながら、「実際に作ろうとしてもなかなかうまくいかない」「ジャーニーの妥当性が判断できない」・・・そんなお悩みはありませんか?

今回は、「転職」におけるカスタマージャーニーの自主調査に基づきポップインサイトが作成した、「30代の転職」のジャーニーマップをご紹介いたします。

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モバイルアプリのUXを効果的に向上するには

モバイルアプリにおけるユーザー体験のクオリティは、できるだけ多く繰り返し起動してもらうために、ユーザーの興味を引くことと密接に関係しています。Interaction Design FoundationはモバイルUXはユーザーに喜びを与えるものでなければならないと主張していますが、筆者もこの考えに賛成です。 ですが、実はこのような明確な考えこそが、モバイルアプリデザイナー全員にとって課題となることも……

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顧客が本当に求めているコンテンツを作るためのアプローチ

現代では、誰もがコンテンツを話題にあげています。コンテンツの重要性を強調したり、充実していないことを嘆いたり、あらゆる問題のソリューションとして提示したりしています。 たとえば、Webサイトのアクセス数が減少したら、「新しいブログコンテンツが必要だ」と答え、見込み客を獲得できなかったら、「ポッドキャスト番組さえあれば」と不満を吐露し、売り上げを奪われると、「競合はインタラクティブなインフォグラフィ……

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Webマーケティングは感情主導型であるべき

人間は感情的な生き物です。脅威への恐れ、ちょっとした怒り、孤独な人々への愛や思いやりなど、私たちを取り巻く世界に対するもっとも重要で感情的な反応は生存本能に基づいていると、多くの科学者が同意しています。結局、こういった感情の多くは私たち自身を守ること、または人類の未来に向けられています。『Harvard Business Review』誌はこれを「理屈よりも感情」(emotions before ……

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