直感的なプロダクトをつくるためのメンタルモデル
私はイギリスのケンブリッジ付近の小さな村に住んでいます。私の村には、以下の写真のような小さな環状交差点(ラウンドアバウト)がたくさんあります。馴染みのない人々に説明すると、環状交差点は、通常の交差点よりも安全で、効率的な交通循環につながるとされる環状の交差点です(環状交差点はイギリスの素晴らしい発明の1つです)。運転者は、すでに環状交差点にいる車両には道を譲ってから、自分たちの望む分岐点まで円の周……
私はイギリスのケンブリッジ付近の小さな村に住んでいます。私の村には、以下の写真のような小さな環状交差点(ラウンドアバウト)がたくさんあります。馴染みのない人々に説明すると、環状交差点は、通常の交差点よりも安全で、効率的な交通循環につながるとされる環状の交差点です(環状交差点はイギリスの素晴らしい発明の1つです)。運転者は、すでに環状交差点にいる車両には道を譲ってから、自分たちの望む分岐点まで円の周……
「アフターコロナのビジネス戦略をどう構築すればよいのか」という問題に、多くの企業が直面しています。
新型コロナウイルスのパンデミックという社会的・経済的混乱の中、BtoB・BtoCいずれのサービス利用者も、状況の急速な変化や次々と届く新しい情報に適応せざるを得ない状況です。
この状況で企業が優先すべきことは、パンデミック下での顧客ニーズと行動の変化を理解し、パンデミック収束後にどう変化していくかを予測することです。この予測に基づくことで、今後の 「新しい日常(New Normal)」で最大の価値を出す顧客体験(CX/UX)を創出することができます。
6月3日(水)19:30から「UX JAM Online #04」をオンラインで開催します。 概要 UX JAM OnlineはUX MILK主催の、UXデザインを題材にしたオンラインLTイベントです。現場の人たちのさまざまなLTをオンラインでラジオのように楽しみながら聴きつつ、気になる点はコメントなどで気軽に聞けるようなゆるい双方向性のある場を目指しています。 UX JAMは初学者や若手も積極的……
近年、多様な問題がデジタルプロダクトによって引き起こされ、UXデザインという観点から、エシカル(倫理的)な考慮は避けて通れません。 この連載「それぞれのエシカル」では、エシカルデザインに関心をもつクリエイターに焦点を当て、それぞれの観点でのエシカルに迫ります。 今回はデジタルプロダクトスタジオustwo London ltd.のリードプロダクトデザイナーの中村麻由さんに日々意識しているエシカルなこ……
モバイルでの広告は多くのアプリのマネタイズ戦略の一部となっています。しかし、モバイルにおける広告にはいいものもあれば悪いものもあります。あなたがもしアプリの提供者ならば、「広告がひどい」と文句をいっている次のようなレビューには出くわしたくないでしょう。 [caption id="attachment_90147" align="aligncenter" width="750"] 出典:Google……
デザイナーの仕事の構造と背景の根本的な考え方として、私たちは自分が作りたい要素のことばかり考えてしまい、グリッドの有効性を看過してしまいがちです。多くの伝統的なアーティストは今でも、まずは縦横に薄い線を引いてから作品を描いています。作業環境を最大限に活用し、より精確に制作するため、デザイナーにもこれに対応するツールがあります。それが、グリッドシステムです。 グリッドの由来 統制の取れたデザインを作……
「優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」 Pablo Picasso氏 私は自分をPablo Picasso氏のような偉大な芸術家と評するつもりはありません。それどころか、優れた芸術家と言うのもはばかられます。 しかし、私もまた、多くの作品を制作した盗人です。念のため付け加えますが、銀行強盗や空き巣といった悪い方法ではなく、よいデザインを盗むのが好きなのです。私は収集家みたいなもので、さまざ……
新型コロナウイルスというグローバル危機の中、ユーザが本当に必要としている有意義な顧客体験(UX)を提供することの重要性がますます高まっています。
コロナによって世界が大きく変化した今、BtoB企業、BtoC企業のいずれも顧客ニーズの変化をいち早く把握し、顧客との関係を継続するためにどのような対策が効果的か、また、発したメッセージが顧客に正しく伝わっているかを効率よく調べる必要に迫られています。
本稿では、こうしたニーズに対応すべく、海外の主要なUXリサーチ会社(注)が早々に提供を開始している新たなサービスをまとめて紹介します。
私たちデジタルの専門家は、自分たちがなにをする必要があるかは理解していますが、他人を説得するのは苦手もしれません。この記事では、私が見つけた他人を説得させる効果的な技術をいくつか紹介します。 仕事をするためには、同僚や経営陣、ステークホルダーを味方につける必要があります。簡単に例を挙げるだけでも、以下のような事態が発生し得るでしょう。 デザインの承認を得る サイトのリデザインを承認するよう経……
2020年2月10日(月)のオンラインセミナーでは、営業支援AIシステムの開発や日本初のAIニュースメディア「AINOW」の立ち上げ〜グロース、AIに特化したアクセラレータープログラム「AI.accelerator」にて技術担当のメンターを務めるなど、AI領域で活躍される傍ら、UXデザインの専門家でもある ディップ株式会社 亀田さんにご登壇いただき、データ/AI領域においてもUXの考え方が重要であるということを、ご自身が経験した失敗談も交えてお話しいただきました。